名古屋市緑区マンション売買市場2026年予測鳴海町高額成約の実像
「鳴海や徳重でマンションを売るとき、同じ70㎡台でも成約価格はどこまで変わるのだろう」
「2,000万円台を中心に探しているが、管理費や修繕積立金まで含めると無理のない予算はいくらだろう」
2025年の名古屋市緑区では、レインズ193件の中央値が1,910.0万円、不動産情報ライブラリ274件の中央値が1,900.0万円となり、実需の中心がほぼ一致しました。一方、レインズ最高は鳴海町字上汐田のライオンズプレイズ鳴海タワー5,980万円、不動産情報ライブラリ最高も鳴海町6,000万円です。70~89㎡に成約が集まりながら価格は大きく広がるため、2026年は専有面積だけでなく同一棟成約、管理状態、修繕積立金、住宅ローンを合わせて判断する必要があります。
注意事項
本記事における第1四半期(Q1)等の表現は不動産情報ライブラリの表現にあわせています。
第1四半期(Q1)…1月~3月
第2四半期(Q2)…4月~6月
第3四半期(Q3)…7月~9月
第4四半期(Q4)…10月~12月
※一般的な年度(4月スタート)における四半期の表現とは異なりますのでご注意ください。

監修者
松屋不動産販売株式会社
代表取締役 佐伯 慶智
住宅・不動産業界での豊富な経験を活かし、令和2年10月より松屋不動産販売株式会社にて活躍中。それ以前は、ナショナル住宅産業(現:パナソニックホームズ)で8年間、住友不動産販売で17年間(営業10年、管理職7年)従事。
目次
- 2025年の名古屋市緑区マンション市場は2000万円台を中心に高額物件も動いた
- レインズでマンション名まで確認すると四半期ごとの上値が見える
- 不動産情報ライブラリ274件と分布図で市場全体の広がりを確認する
- 過去5年では2025年に取引件数と価格がともに回復した
- 金利と修繕コストの上昇でマンションは購入後の総負担を見る時代へ
- 2026年の名古屋市緑区マンション市場は中心価格を保ちつつ物件差が広がる
- マンション売却購入は同一棟成約と月額負担を最優先で確認する
- 名古屋市緑区マンション売買で2026年に多い疑問へ答える
- 松屋不動産販売株式会社 代表取締役 佐伯慶智からのアドバイス
- まとめとして2026年は同一棟成約と管理を価格判断の中心に置く
2025年の名古屋市緑区マンション市場は2000万円台を中心に高額物件も動いた
緑区のマンション市場は、築年の古い低価格住戸から鳴海・徳重・南大高周辺の高額物件まで価格幅があります。2025年は不動産情報ライブラリ274件、レインズ193件と十分な成約が確認され、70㎡台を中心に実需が厚い一年でした。最高価格のマンション名と町名を残しながら市場の上値と中心帯を分けて見ます。
レインズ193件の平均2131万円中央値1910万円で中心は2000万円前後
レインズでは193件、平均成約価格2,131.3万円、中央値1,910.0万円、平均専有面積77.84㎡でした。平均と中央値の差は約221万円で、高額物件が平均を押し上げています。価格帯では2,000万~2,999万円が42件で最多、1,500万~1,999万円が39件です。売却査定や購入予算では、2,000万円前後を中心に物件ごとの築年・立地・管理状態を加減するのが実務的です。この中心価格帯を査定へ使うときは、同じ棟の直近成約を最優先し、階数・向き・専有面積を揃えます。別棟の平均価格より、住戸条件の近さが価格差を説明しやすいためです。

不動産情報ライブラリ274件でも中央値1900万円で実需帯が一致した
不動産情報ライブラリは274件、平均2,088.4万円、中央値1,900.0万円、平均専有面積78.08㎡でした。レインズと件数は異なりますが、中央値がほぼ同じで、70~80㎡台のファミリー向け住戸が市場の芯を作っています。二つの資料を合算する必要はありません。中心価格と専有面積の共通点を確認し、個別マンションの成約へ落とし込むことが相場判断につながります。この一致を比較する際は、購入後に変えられる室内と変えにくい共用部分を分けます。立地や管理、建物全体の状態は、リフォームだけでは補えない価格要因です。
鳴海町のライオンズプレイズ鳴海タワー5980万円が年間最高になった
レインズの年間最高は鳴海町字上汐田のライオンズプレイズ鳴海タワー5,980万円でした。不動産情報ライブラリの年間最高も鳴海町の6,000万円で、鳴海エリアに高額需要があることが両資料から確認できます。ただし同じ鳴海町でも築年、駅距離、階数、向き、専有面積で価格差が生じます。最高価格を区全体へ一般化せず、同一棟と近い築年の成約を優先する必要があります。この最高価格を売却価格へ反映するには、現在の競合住戸との違いを明確にします。成約事例が良くても、同時期に似た住戸が多ければ売買価格だけでなく売出し時期も重要です。
レインズでマンション名まで確認すると四半期ごとの上値が見える
レインズは建物名を含むため、高額成約がどのマンションで生じたかを具体的に確認できます。2025年はQ1の徳重周辺、Q3の南大高、Q4の鳴海で4,000万~5,000万円台の成約がありました。一方、中央値は四半期ごとに変化し、同じ区内でも価格階層が分かれています。
Q1はモアグレース徳重ヒルズフォート5600万円が上値を作った
Q1は44件、平均2,356.8万円、中央値2,520.0万円で年間の中では比較的高い水準でした。最高は鶴が沢のモアグレース徳重ヒルズフォート5,600万円です。Q2はダイアパレス徳重グランヒルズ4,790万円、Q3はライオンズプレイズ南大高5,270万円、Q4はライオンズプレイズ鳴海タワー5,980万円が最高でした。高額物件の顔ぶれが四半期ごとに変わる市場です。マンションでは、この上値の背景と月額負担を一緒に見ます。管理費、修繕積立金、駐車場代を加えると、販売価格が近い住戸でも家計への負担は変わります。
表1 レインズにおける2025年名古屋市緑区【マンション】四半期別成約データ
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期間 |
取引件数 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
平均専有面積 |
最高成約価格 |
最高価格マンション名 |
最高価格の町名 |
|
2025年Q1 |
44件 |
2,356.8万円 |
2,520.0万円 |
79.37㎡ |
5,600.0万円 |
モアグレース徳重ヒルズフォート |
鶴が沢 |
|
2025年Q2 |
54件 |
1,801.2万円 |
1,694.0万円 |
75.91㎡ |
4,790.0万円 |
ダイアパレス徳重グランヒルズ |
元徳重 |
|
2025年Q3 |
43件 |
2,393.7万円 |
2,100.0万円 |
79.29㎡ |
5,270.0万円 |
ライオンズプレイズ南大高 |
南大高 |
|
2025年Q4 |
52件 |
2,066.3万円 |
1,775.0万円 |
77.34㎡ |
5,980.0万円 |
ライオンズプレイズ鳴海タワー |
鳴海町 |
|
2025年合計 |
193件 |
2,131.3万円 |
1,910.0万円 |
77.84㎡ |
5,980.0万円 |
ライオンズプレイズ鳴海タワー |
鳴海町 |
出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)より緑区のマンション取引情報を抽出・集計
1500万から2999万円に81件が集まり実需価格帯の厚さを示す
価格帯では1,500万~1,999万円が39件、2,000万~2,999万円が42件で、合計81件です。500万円未満も17件、4,000万~4,999万円も18件あり、築古と築浅・好立地が同じ市場で共存しています。平均価格だけで自宅を査定すると、築年や管理状態の違いが埋もれます。売主は同一棟、買主は同じ総予算の候補同士で比べることが重要です。この点では、この厚みを単年の結果として見るだけでなく、過去5年の件数と中央値へ重ねます。高額住戸の有無で平均が動いたのか、市場の中心が変わったのかを分けられます。
表2 レインズにおける2025年名古屋市緑区【マンション】価格帯別取引件数
|
価格帯 |
取引件数 |
|
500万円未満 |
17件 |
|
500万~999万円 |
22件 |
|
1,000万~1,499万円 |
27件 |
|
1,500万~1,999万円 |
39件 |
|
2,000万~2,999万円 |
42件 |
|
3,000万~3,999万円 |
25件 |
|
4,000万~4,999万円 |
18件 |
|
5,000万~5,999万円 |
3件 |
|
6,000万~6,999万円 |
0件 |
|
7,000万~7,999万円 |
0件 |
|
8,000万~9,999万円 |
0件 |
|
1億円以上 |
0件 |
|
合計 |
193件 |
出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)より緑区のマンション取引情報を抽出・集計
70から89平方メートルに134件が集まりファミリー住戸が主役になった
専有面積は70~79㎡が76件、80~89㎡が58件で、合わせて134件と全体の約7割を占めます。60㎡未満は15件、100㎡以上は5件にとどまり、標準的な3LDK前後のファミリー住戸が流通の中心です。ただし同じ75㎡でも築年や駅距離、階数、向き、眺望、管理状態で価格は大きく変わります。面積は価格を説明する一要素として使い、単価だけで結論を出さないようにします。この論点では、この面積帯の厚みと専有面積の関係を点検します。同じ70㎡台でも間取り効率や収納、バルコニー条件が異なり、実際の使いやすさが反響へ表れます。
表3 レインズにおける2025年名古屋市緑区【マンション】専有面積帯別取引件数
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専有面積帯 |
取引件数 |
|
50㎡未満 |
3件 |
|
50~59㎡ |
12件 |
|
60~69㎡ |
19件 |
|
70~79㎡ |
76件 |
|
80~89㎡ |
58件 |
|
90~99㎡ |
20件 |
|
100㎡以上 |
5件 |
|
合計 |
193件 |
出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)より緑区のマンション取引情報を抽出・集計
不動産情報ライブラリ274件と分布図で市場全体の広がりを確認する
不動産情報ライブラリでは、四半期、価格帯、専有面積帯、価格情報区分を同じ基準で確認できます。2025年の緑区は70~79㎡、2,000万~2,999万円が中心ですが、低価格の築古住戸と5,000万円台の高額住戸が同時に存在しました。分布図からも価格の縦方向の広がりが確認できます。
Q3平均2349万円に対しQ2は1797万円で四半期差が大きい
Q1は66件、Q2は74件、Q3は68件、Q4は66件と件数は安定していましたが、平均価格はQ2の1,796.9万円からQ3の2,349.1万円まで差があります。Q1最高は鶴が沢5,600万円、Q2は元徳重4,800万円、Q3は南大高5,300万円、Q4は鳴海町6,000万円です。高額住戸の成約時期と低価格住戸の比率によって四半期平均が動くため、平均だけで強弱を判断しないことが重要です。この四半期差が高値を示していても、同じ町名の全住戸へ広げることはできません。築年、駅距離、階数、眺望、管理状況を揃えて比較することが実務の基本です。
表4 不動産情報ライブラリにおける2025年名古屋市緑区【マンション】四半期別成約データ
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期間 |
取引件数 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
平均専有面積 |
最高成約価格 |
最高価格の町名 |
|
2025年Q1 |
66件 |
2,221.2万円 |
2,100.0万円 |
79.85㎡ |
5,600.0万円 |
鶴が沢 |
|
2025年Q2 |
74件 |
1,796.9万円 |
1,700.0万円 |
75.74㎡ |
4,800.0万円 |
元徳重 |
|
2025年Q3 |
68件 |
2,349.1万円 |
2,150.0万円 |
78.90㎡ |
5,300.0万円 |
南大高 |
|
2025年Q4 |
66件 |
2,013.6万円 |
1,700.0万円 |
78.11㎡ |
6,000.0万円 |
鳴海町 |
|
2025年合計 |
274件 |
2,088.4万円 |
1,900.0万円 |
78.08㎡ |
6,000.0万円 |
鳴海町 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより緑区のマンション取引情報を抽出・集計
不動産情報ライブラリの活用についてはコチラ⇒不動産購入前必見!不動産情報ライブラリの上手な活用法
※不動産情報ライブラリの成約データは物件の特定がされないように、マンション名は伏せられています。また、金額についても近似値(例:5,380万円なら5,400万円など)になっておりますのでご注意ください。
2000万から2999万円65件が最多で中央値1900万円と連続する
価格帯では2,000万~2,999万円が65件で最多、1,500万~1,999万円が52件です。500万円未満24件から6,000万~6,999万円1件まで幅があり、築年の違うストックが価格階層を作っています。中央値1,900.0万円は最多価格帯の下側に位置し、1,000万円台後半から2,000万円台が実需の厚い範囲と読めます。購入予算では管理費等も加えた月額で比較する必要があります。この連続性を資金計画へ落とし込むなら、金利上昇時の返済額も試算します。売買価格と月額維持費の両方に余裕を持たせることで、購入後の家計変化へ対応しやすくなります。
表5 不動産情報ライブラリにおける2025年名古屋市緑区【マンション】価格帯別取引件数
|
価格帯 |
取引件数 |
|
500万円未満 |
24件 |
|
500万~999万円 |
36件 |
|
1,000万~1,499万円 |
31件 |
|
1,500万~1,999万円 |
52件 |
|
2,000万~2,999万円 |
65件 |
|
3,000万~3,999万円 |
37件 |
|
4,000万~4,999万円 |
25件 |
|
5,000万~5,999万円 |
3件 |
|
6,000万~6,999万円 |
1件 |
|
7,000万~7,999万円 |
0件 |
|
8,000万~9,999万円 |
0件 |
|
1億円以上 |
0件 |
|
合計 |
274件 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより緑区のマンション取引情報を抽出・集計
70から89平方メートル174件で専有面積の中心は明確である
70~79㎡が95件、80~89㎡が79件で、合計174件と全体の約64%を占めます。90~99㎡も41件あり、緑区ではファミリー向けの比較的ゆとりある住戸も一定数動いています。面積が大きいほど管理費や修繕積立金が高くなるケースも多いため、購入時は価格だけでなく月額負担を確認してください。売却時は同じ面積帯でも間取り効率や階数を比較する必要があります。この面積帯の厚みは、資産価値を見る一材料です。管理組合の運営、修繕履歴、滞納状況などを重ねると、単なる築年数より将来の売却しやすさを具体的に評価できます。
表6 不動産情報ライブラリにおける2025年名古屋市緑区【マンション】専有面積帯別取引件数
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専有面積帯 |
取引件数 |
|
50㎡未満 |
2件 |
|
50~59㎡ |
15件 |
|
60~69㎡ |
25件 |
|
70~79㎡ |
95件 |
|
80~89㎡ |
79件 |
|
90~99㎡ |
41件 |
|
100㎡以上 |
17件 |
|
合計 |
274件 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより緑区のマンション取引情報を抽出・集計
成約価格情報196件と取引価格情報78件は区分を保ったまま読む
価格情報区分は成約価格情報196件、不動産取引価格情報78件で、合計274件です。成約価格情報の平均2,143.7万円に対し不動産取引価格情報は1,949.2万円と差があります。区分ごとに収録の性質が異なるため、数字を混ぜて一つの相場へ補正するのではなく、レポートの集計を正本としてそのまま利用します。重要なのは、どちらの区分でも1,000万~2,000万円台の取引が厚いという市場構造です。
表7 不動産情報ライブラリにおける2025年名古屋市緑区【マンション】価格情報区分別件数
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価格情報区分 |
取引件数 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
|
不動産取引価格情報 |
78件 |
1,949.2万円 |
1,600.0万円 |
|
成約価格情報 |
196件 |
2,143.7万円 |
1,900.0万円 |
|
合計 |
274件 |
2,088.4万円 |
1,900.0万円 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより緑区のマンション取引情報を抽出・集計
分布図は70から90平方メートルで数百万円から5000万円台まで縦に広がる
分布図では70~90㎡付近に点が密集していますが、価格は数百万円から5,000万円台まで縦に大きく広がります。専有面積が同じでも価格差が生じるため、築年、立地、管理、階数など面積以外の要因が大きいことが分かります。図から個別マンション名や町名を推測することはせず、専有面積だけでは相場を決められないという確認に使うのが適切です。
図1 名古屋市緑区 マンション取引分布図(2025年)

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより緑区のマンション取引情報を抽出・集計
過去5年では2025年に取引件数と価格がともに回復した
2021年から2024年にかけて取引件数は274件から233件へ減少し、2024年の平均価格も1,795.4万円まで下がりました。2025年は274件へ戻り、平均2,088.4万円、中央値1,900.0万円まで回復しています。単年の高額取引だけでなく、5年間の位置づけから2026年の方向を考えます。
2025年は件数274件で2021年と同水準まで戻った
過去5年の件数は2021年274件、2022年251件、2023年239件、2024年233件、2025年274件です。2025年は4年ぶりに2021年と同じ件数まで回復しました。中央値も2024年1,600.0万円から2025年1,900.0万円へ上昇しています。流通量と価格の双方が持ち直した一年ですが、2022年以降の変動を見ると毎年同じ方向へ進む市場ではなく、供給されるマンションの築年や価格帯に影響されます。購入側では、この件数の回復を確認したあと、長期修繕計画と積立残高まで目を通します。数字の回復だけで安心せず、内容まで確かめる姿勢が重要です。室内がきれいでも、共用部の将来負担が重ければ総支出は変わります。マンション購入では住宅ローンの借入額だけで見極めず、毎月固定で出ていく費用を含め、長く住んでも余裕が残る水準を探すことが大切です。
表8 不動産情報ライブラリにおける過去5年間の名古屋市緑区【マンション】成約データ
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年 |
取引件数 |
平均専有面積 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
最高成約価格 |
|
2021年 |
274件 |
78.45㎡ |
2,048.2万円 |
1,900.0万円 |
6,000.0万円 |
|
2022年 |
251件 |
76.97㎡ |
2,098.2万円 |
2,000.0万円 |
5,000.0万円 |
|
2023年 |
239件 |
76.57㎡ |
1,986.4万円 |
1,900.0万円 |
5,400.0万円 |
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2024年 |
233件 |
74.68㎡ |
1,795.4万円 |
1,600.0万円 |
5,500.0万円 |
|
2025年 |
274件 |
78.08㎡ |
2,088.4万円 |
1,900.0万円 |
6,000.0万円 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより緑区のマンション取引情報を抽出・集計
平均2000万円前後の長期水準に戻ったと見る方が自然である
2021年平均2,048.2万円、2022年2,098.2万円、2023年1,986.4万円に対し、2025年は2,088.4万円です。2024年だけ1,795.4万円へ下がっていたため、2025年は急騰というより過去の2,000万円前後へ戻ったと捉える方が自然です。2026年も高額マンションの成約件数によって平均は動きますが、中央値と中心価格帯が大きく崩れないかを見た方が実需の変化をつかみやすくなります。マンションの売却では、この長期水準への回帰に加え、引渡し時期や駐車場承継の条件も反響を左右します。価格以外の条件を先に整理すると、比較検討で選ばれやすくなります。
金利と修繕コストの上昇でマンションは購入後の総負担を見る時代へ
マンション購入では、物件価格と住宅ローン返済額だけを見て予算を決めることはできません。毎月の管理費、修繕積立金、駐車場代などが継続的に発生し、さらに将来の大規模修繕に備えた負担も考えておく必要があります。2026年は住宅ローン金利の上昇を意識する局面にあるうえ、建築資材、エネルギー、石油精製品、為替など複数の要因が建設・修繕コストに影響しています。こうした環境では、マンションを「いくらで買えるか」だけでなく、購入後に毎月いくら支払い続けることになるのかまで含めて比較することが重要です。
特に注意したいのが修繕積立金です。現在の月額が低くても、今後の工事費上昇や長期修繕計画の見直しによって、積立額が増額される場合があります。段階増額積立方式を採用しているマンションでは、将来の引き上げ時期や増額幅をあらかじめ確認しておく必要があります。また、管理費についても、管理員人件費や設備維持費、共用部の電気料金などの上昇が将来の負担増につながることがあります。
名古屋市緑区でマンションを比較する際も、同じ2,000万円台、3,000万円台の物件であっても、管理費・修繕積立金・駐車場代の合計が異なれば、毎月の住居費には大きな差が生まれます。さらに、管理状態や積立残高、長期修繕計画に無理がないかによって、将来の安心感や資産価値にも差が出ます。物件価格、住宅ローン、管理費、修繕積立金を一体で捉え、現在だけでなく将来の負担まで見通して選ぶことが、2026年のマンション購入ではより重要になります。
図2 マンション購入に影響する主な要因

2500万円借入の返済額は金利差だけでも毎月1万円以上変わる
借入額2,500万円を30年間で返す例では、0.4%から1.4%への金利差が月額返済を1万円以上押し上げます。緑区の中心価格帯である1,500万~2,999万円は借入利用者が多い価格帯であり、金利変化の影響を受けやすい範囲です。実際の住宅ローン金利は商品ごとに異なりますが、管理費や修繕積立金を足した「毎月の住居費」で返済余力を確認することが重要です。この金利差の影響を売却価格へ反映するには、現在の競合住戸との違いを明確にします。成約事例が良くても、同時期に似た住戸が多ければ価格だけでなく売出し時期も重要です。
図3 金利差で変わる2,500万円借入時の毎月返済額

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借入可能額が減ると同じ2000万円台でも管理費の高い住戸は不利になる
金利上昇で借入可能額が縮むと、買主は販売価格だけでなく月々の固定費を細かく比較します。毎月10万円返済の試算でも金利差により借入可能額は大きく変わります。管理費・修繕積立金が合計3万円の住戸と2万円の住戸では、住宅ローンに回せる家計余力が異なります。売主側も月額負担を隠さず、管理内容や修繕計画とセットで価値を伝える必要があります。こうした傾向から高額需要が見えても、管理や修繕の不透明さが残れば評価は伸びにくくなります。売主は総会資料や修繕計画を確認し、質問へ答えられる準備をしておくと有利です。
図4 金利差で変わる毎月10万円返済時の借入可能額

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建築総合126.4の高コスト環境は大規模修繕工事にも無関係ではない
2020年度平均を100とする建築総合は、2026年5月に126.4となりました。基準年より約26%高い指数水準です。個々のマンションの大規模修繕費が26%上がったことを意味しませんが、資材や労務費が高い環境では将来工事の見積りが増える可能性があります。修繕積立金が十分か、長期修繕計画の工事費が現状に合っているか、直近の改定状況まで確認することが2026年の購入では重要です。
図5 建築資材や人件費の上昇を考えるための参考図

出典:国土交通省「建設工事費デフレーター」。2020年度基準、2026年5月分は建築総合126.4・住宅総合127.1。
図6 建設工事費デフレーター2026年5月の指数水準

出典:国土交通省>統計表月次(Excel形式)(令和8年7月31日付け)より一部抜粋
※2020年比で約25%も住宅の建設工事費は上がっています。近年においても、ウッドショックに始まり、半導体不足による住設機器の相次ぐ値上げ、職人不足による人件費の高騰、円高による輸入部材の高騰、更に今年に入って、エネルギー価格の上昇、ナフサショック等、住宅価格を押し上げる要因は多数存在します。
ナフサショックとは何か?⇒中東情勢と【ナフサショック】で読む住宅価格上昇時代の売買判断基準
マンションは室内だけでなく管理組合と長期修繕計画まで含めて買う
同じ築年・専有面積でも、共用部の管理、修繕履歴、積立金残高、滞納状況、長期修繕計画によって将来負担は変わります。室内がきれいでも共用部の修繕が遅れていれば資産価値に影響することがあります。売却時は管理資料を準備し、購入時は重要事項調査報告書や総会資料も確認してください。「マンションは管理を買う」という言葉を、月額負担と将来工事の数字で確かめることが大切です。
図7 マンションは管理状態まで含めて選ぶ

マンションは管理状態の確認が大事です⇒中古マンション購入の格言『マンションは管理を買え!』の意味を知る
2026年の名古屋市緑区マンション市場は中心価格を保ちつつ物件差が広がる
2025年は件数が回復し、二つの資料とも中央値が1,900万円前後で一致しました。2026年は住宅ローン金利が購入予算を抑える一方、戸建の新築価格が高いことは中古マンションが需要の受け皿になりやすいと考えます。全体の急落より、築浅・駅近・管理良好物件と築古・負担増物件の差が広がる展開を想定します。
取引量は前年並みを中心に大きな増減を見込みにくい
レインズ193件と不動産情報ライブラリ274件では収録範囲が異なるため、2026年の絶対件数を一つにまとめません。2025年は四半期ごとの件数が安定し、不動産情報ライブラリでは過去5年の最多水準へ戻っています。金利上昇で検討期間が長くなる可能性はありますが、緑区には価格帯と築年の選択肢が多く、年間流通量は前年並みを中心とする展開が基本です。この論点では、この見通しと専有面積の関係を確認します。件数の見通しだけでなく、実際に動きやすい住戸条件まで押さえておくと判断がぶれにくくなります。70㎡台という同じ広さでも、廊下の長さや収納量、バルコニー形状の差が居住性と反響に現れます。
中央値1800万から2100万円中心価格帯2000万円台を想定する
2025年の中央値はレインズ1,910.0万円、不動産情報ライブラリ1,900.0万円です。2026年も1,800万~2,100万円程度を実需の中心とみます。価格帯では2,000万~2,999万円の取引が最も厚く、管理費等を含む月額負担が許容できれば需要は残りやすいでしょう。高額マンションの成約数で平均は振れるため、平均予測より中央値と同一棟成約を重視します。購入検討でこの想定を見たあとは、将来売却する場面も想定します。駅距離、住戸の汎用性、管理の安定性を確認すれば、現在価格だけでは見えない出口のリスクを減らせます。
鳴海徳重南大高の築浅好条件物件は4000万円超でも需要が残りやすい
2025年の高額成約にはライオンズプレイズ鳴海タワー、モアグレース徳重ヒルズフォート、ライオンズプレイズ南大高、ダイアパレス徳重グランヒルズなどが並びました。これらは緑区の上値を形成する事例ですが、4,000万円超では戸建とも比較されます。2026年は駅利便、築年数、管理、眺望など価格を説明できる条件が揃う物件ほど高値を維持しやすいでしょう。
築古物件は販売価格が低くても修繕積立金と管理費で選別される
レインズには500万円未満17件、不動産情報ライブラリには同24件あり、低価格の築古マンションも一定数流通しています。購入総額を抑えられる魅力はありますが、管理費・修繕積立金の負担、設備更新、耐震性、駐車場など確認項目が増えます。2026年は販売価格の安さだけで動くのではなく、購入後の負担が明確で管理状態が良い物件と、将来費用が読みにくい物件で成約力に差が出ると見ます。
図8 修繕積立金で確認したい四つの視点

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料
マンション売却購入は同一棟成約と月額負担を最優先で確認する
マンションは同じ町名より同じ建物の成約が強い比較材料になります。さらに階数、向き、専有面積、リフォーム状態で価格差が生じます。購入側では住宅ローン以外の月額費用を含めないと予算を誤ります。2025年の具体的マンション名を実務判断へつなげます。
売主は同じマンションの直近成約を最初に確認する
ライオンズプレイズ鳴海タワーでは2025年に5,980万円だけでなく4,490万円、4,380万円の成約も確認できます。同一棟でも時期や住戸条件で価格は変わるため、最高値だけを査定根拠にするのは危険です。階数、向き、面積、室内状態、駐車場などを比較し、差を説明できる形で売出価格を決めてください。近隣マンションより同一棟の成約を優先するのが基本です。この確認は、資産価値を見る一材料です。管理組合の運営実績や修繕履歴、滞納の有無まで確認すると、築年数だけでは分からない将来の換金性を見通しやすくなります。

売却前は管理資料と修繕履歴を早めにそろえて価格以外の不安を減らす
買主は価格交渉の前に、管理費、修繕積立金、長期修繕計画、積立金残高、直近の工事内容を確認します。資料がすぐ出ないと、検討が長引いたり不安が価格交渉へつながったりします。売却を決めたら管理会社や管理組合から必要書類を取り寄せ、変更予定や一時金の有無も確認してください。管理状態の良さは築年だけでは伝わらないため、資料で説明できる準備が有効です。この考え方を査定へ使うときは、同じ棟の直近成約を最優先し、階数・向き・専有面積を揃えます。別棟の平均売買価格より、住戸条件の近さが売買価格差を説明しやすいためです。
買主は住宅ローン返済と管理費修繕積立金駐車場を合計する
販売価格2,000万円の住戸でも、毎月の管理費等が高ければ3,000万円近い別物件と家計負担が近づく場合があります。ローン返済だけを見ず、管理費、修繕積立金、駐車場、固定資産税の月割りまで合計して比較してください。修繕積立金が将来増額される計画なら、その金額も資金計画へ入れます。購入可能額より「住み続けられる月額」を基準にすることが重要です。
図9 段階増額積立方式で確認したい将来負担

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料
図10 段階増額積立方式における修繕積立金の引上げ幅

出典:国土交通省>段階増額積立方式における適切な引上げの考え方についてより一部抜粋
修繕積立金の上昇シナリオを教えます⇒マンション購入で後悔しない―修繕積立金の値上げとコスト増の見通し
築浅高額物件は戸建との比較築古物件は修繕費との比較が必要になる
4,000万~5,000万円台の築浅マンションは、同価格帯の戸建と比較されます。駅距離、管理の手間、セキュリティなどマンションの強みをどう評価するかが選択の分かれ目です。一方、1,000万円前後の築古物件は、価格の安さと将来修繕・管理費を比較する必要があります。予算帯によって競合相手が変わるため、売主も買主も「マンション同士だけ」を見ないことが大切です。
名古屋市緑区マンション売買で2026年に多い疑問へ答える
取引件数が多い市場ほど平均値を見たくなりますが、マンションは建物ごとの差が大きい資産です。2025年の緑区では低価格帯から6,000万円前後まで幅がありました。価格の見通し、売却タイミング、管理費、築古物件の選び方など、判断が分かれやすい質問を整理します。
2026年に緑区のマンション価格は下がりますか
区全体で一律に下がるとは見ていません。2025年は不動産情報ライブラリの件数が274件へ回復し、中央値も1,900万円へ戻っています。一方、金利上昇で高額帯の上値は重くなりやすく、築古では修繕負担が選別要因になります。築浅・駅近・管理良好は価格を保ちやすく、管理費上昇や修繕不安が大きい物件は調整されるという物件別の差を重視してください。マンション購入でこの見通しを重視する場合も、住宅ローンの借入額だけで判断しません。毎月の固定費まで資金計画へ入れ、長期居住でも家計に余白が残る購入額を設定したいところです。
鳴海町の高額成約があれば同じ町のマンションも高く売れますか
町名が同じだけでは足りません。鳴海町の年間最高はライオンズプレイズ鳴海タワーですが、同一棟内でも4,000万円台の成約が複数あります。別マンションなら築年、駅距離、総戸数、管理状態がさらに異なります。査定ではまず同一棟、次に近い築年・専有面積の近隣マンションを比較し、町名は立地条件の一つとして使うのが基本です。マンションでは、この問いと月額負担を一緒に見ます。管理費、修繕積立金、駐車場代を加えると、販売売買価格が近い住戸でも家計への負担は変わります。
短期プライムレートが上がると住宅ローンの返済額もすぐ上がりますか
必ず同じタイミング、同じ幅で上がるわけではありませんが、変動金利型住宅ローンでは短期プライムレートなどの短期金利が金利設定に影響します。2026年8月時点では短期プライムレートの最頻値が2.375%まで上昇しており、長期プライムレートも3.250%となっています。低金利期と比べれば、住宅ローンを取り巻く金利環境が変わってきたことは明らかです。
ただし、金融機関が表示する基準金利と、優遇を受けた後の実際の適用金利は異なります。また、返済額の見直し方法も商品ごとに違います。名古屋市緑区でマンションを購入する際は、現在の返済額だけでなく、金利がさらに上昇した場合でも、管理費・修繕積立金・駐車場代を含めて無理なく支払えるかまで試算しておくことが大切です。
図11 短期プライムレート等の推移

出典:日本銀行>長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降
金利上昇が続くならマンション購入は待った方がよいですか
金利だけを理由に「今は買わない方がよい」と決めるのは適切ではありません。短期プライムレートは2024年以降上昇し、2026年8月には2.375%となっています。住宅ローンの基準となる金利が上がれば、今後の借入条件が厳しくなる可能性はありますが、待てば必ず金利が下がるとは限りません。
むしろマンション購入では、金利と同時に物件価格、管理費、修繕積立金、駐車場代まで含めた毎月の住居費全体を見るべきです。希望条件に合う物件が見つかった場合は、現在の金利だけでなく、金利がさらに上がったケースでも返済額を試算し、家計に余裕が残るかを確認します。借りられる金額ではなく、将来も無理なく返せる金額を基準に購入予算を決めることが重要です。
図12 主な短期プライムレートの推移と政策金利・住宅ローン金利との関係図

出典:日本銀行>長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降より一部抜粋
築年数が古いマンションでも売却できますか
築年が古くても、立地、管理状態、価格、リフォーム状態が買主の希望に合えば成約します。2025年も500万円未満の成約が複数あり、築古市場は存在しています。ただし住宅ローンの条件、耐震性、管理費、修繕積立金、駐車場などで買主層が限定されることがあります。売却では高く見せるより、必要情報を開示して購入後負担を読める状態にすることが成約につながります。
松屋不動産販売株式会社 代表取締役 佐伯慶智からのアドバイス
マンションの売買では、区全体の平均価格より同一棟の成約と管理資料を重視します。緑区は193件のレインズ成約でマンション名まで確認でき、比較材料が豊富です。高額物件と築古物件が同時に流通する市場だからこそ、価格だけではなく月額負担と将来修繕を具体的に確認することが失敗を防ぎます。
売却査定では同一棟の成約を住戸条件まで分解して比較する
同一マンションの成約があれば、それを最優先で確認します。ただし同じ棟でも階数、方角、眺望、専有面積、角住戸、リフォーム状態で差が出ます。最高値だけを基準にせず、複数事例のどこに自宅が位置するかを整理してください。売出価格を強気にする場合も、反響数や内覧数を確認し、一定期間で見直すルールを決めておくと長期化を防ぎやすくなります。この分解比較が示す市場の厚みは、売却時の安心材料になります。ただし同一棟の成約が古いときは、現在の売出し価格と近隣の類似棟も併用して調整する必要があります。
管理状態は重要事項調査報告書だけでなく総会議事録まで確認する
購入前には管理費・修繕積立金の金額だけでなく、滞納、修繕履歴、将来工事、管理組合の運営状況を確認します。重要事項調査報告書に加え、総会議事録や長期修繕計画を見ると、値上げ予定や大規模工事の議論が分かることがあります。売主側もこれらの資料を早めに用意しておけば、買主が安心して判断しやすくなり、契約直前の条件調整を減らせます。重要事項調査報告書だけでなく総会議事録まで点検すると、値上げ予定や大規模工事の議論など、書面だけでは見えにくい情報まで把握できます。こうした準備の丁寧さが、買主の安心感につながります。ただしこうした情報は同じ町名の全住戸に一律に当てはまるわけではなく、築年、駅距離、階数、眺望、管理状況を揃えて照合することが実務の基本です。
図13 長期修繕計画書の一例

購入では管理費等を住宅ローンの外側に置かず総住居費として考える
金融機関の審査で借りられる金額と、家計として無理なく払える金額は同じではありません。住宅ローン返済に管理費、修繕積立金、駐車場、税金を加え、毎月の住居費として確認してください。将来の積立金増額も余裕を持って見込むことを勧めます。緑区の2,000万円台は選択肢が多いからこそ、価格だけでなく月額負担を揃えて比較すると判断しやすくなります。
図14 将来の支払いも含めた住宅取得予算

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料
図15 変動金利上昇時の返済額シミュレーション

家デパでは、借入当初の返済額だけでなく、借りた後の事も考えたシミュレーションをおこない商談を進めます。
鳴海・徳重・南大高ではマンションごとの強みを価格根拠として整理する
鳴海、徳重、南大高では高額成約が確認できますが、強みは同じではありません。駅へのアクセス、築年、商業利便、総戸数、管理、住戸条件など、価格を支える理由をマンションごとに整理することが必要です。売主はその理由を販売資料で明確にし、買主は自分が価値を感じる条件かを確認してください。地域名の人気だけに依存せず、物件固有の強みを見極めることが重要です。
まとめとして2026年は同一棟成約と管理を価格判断の中心に置く
名古屋市緑区のマンションは、2,000万円前後の実需帯を中心に、500万円未満の築古から5,000万円台の高額物件まで幅があります。2026年は金利と修繕費の負担が意識されるため、売主は同一棟成約、買主は総住居費と管理状態を重視することが重要です。
売却は最高価格マンション名より自室の条件差を具体化する
ライオンズプレイズ鳴海タワー5,980万円は緑区の上値を示しますが、同一棟でも成約価格は異なります。自室の階数、向き、眺望、面積、リフォーム、駐車場の違いを比較し、価格差の理由を説明できることが大切です。相場平均へ寄せるのではなく、同じ買主が比較する住戸の中でどの位置にあるかを確認することで、過度に高い売出しや安売りを避けやすくなります。売主側からこの視点を見ると、物件の強みを数字で説明する機会になります。管理状態や修繕実績も整理しておけば、築年だけで値引きされるリスクを抑えられます。
購入は物件価格に管理費修繕積立金の将来増額まで加えて比較する
購入候補を比べるときは、住宅ローン返済、管理費、修繕積立金、駐車場、税金を一つの表にしてください。さらに長期修繕計画で積立金の増額予定がある場合は将来額も確認します。販売価格を抑えられても、管理費や修繕積立金を含む固定支出が重いと、家計には毎月効いてきます。2026年は金利が上がる可能性も考慮し、現在より余裕を持った返済計画を組むことをお勧めします。購入側では、この照合を点検したあと、長期修繕計画と積立残高まで目を通します。室内の状態が良好でも、共用部分の工事負担が増えれば保有中の支出は大きく変化します。
緑区のマンション売却購入は家デパ知立店で同一棟から確認する
売却を検討している方には、同一マンションの成約、住戸条件、管理状況を確認したうえで査定と販売戦略をご提案します。購入を検討している方には、住宅ローンに管理費・修繕積立金を加えた資金計画と管理資料の確認をお手伝いします。松屋不動産販売株式会社の家デパ知立店へ、名古屋市緑区のマンション売却・購入・買換えをご相談ください。





