みよし市戸建売買市場2026年・・・

コラム

購入売却戸建

みよし市戸建売買市場2026年予測三千万円台と新築中古比較の実像

みよし市戸建売買市場2026年予測三千万円台と新築中古比較の実像

「みよし市の中古戸建は、新築より安いと思って探してよいのだろうか」

「自宅を売るなら、3,000万円台に多い新築とどう比較されるのか知りたい」

 

2025年の成約を見ると、中古を一括して割安と考えるのは危険です。レインズ74件では新築29件の平均3,722.0万円に対し中古45件は3,481.5万円ですが、中央値は新築3,360万円、中古3,500万円と逆転しました。一方、不動産情報ライブラリ38件では新築22件の平均4,272.7万円、中古16件は2,586.2万円で差が大きく表れています。つまり資料に含まれる物件構成によって見え方が変わり、築浅・好立地の中古は新築に近い評価を受けます。2026年は住宅ローン金利と建築費、購入後修繕を同時に見る必要があります。新築と中古を価格だけで分けず、土地・建物状態・将来費用まで比較して市場を読み解きます。

 

注意事項

本記事における第1四半期(Q1)等の表現は不動産情報ライブラリの表現にあわせています。

第1四半期(Q1)…1月~3月

第2四半期(Q2)…4月~6月

第3四半期(Q3)…7月~9月

第4四半期(Q4)…10月~12月

※一般的な年度(4月スタート)における四半期の表現とは異なりますのでご注意ください。

 

監修者

監修者

松屋不動産販売株式会社

代表取締役 佐伯 慶智

住宅・不動産業界での豊富な経験を活かし、令和2年10月より松屋不動産販売株式会社にて活躍中。それ以前は、ナショナル住宅産業(現:パナソニックホームズ)で8年間、住友不動産販売で17年間(営業10年、管理職7年)従事。

 

目次

2025年のみよし市戸建は3,000万円台を軸に新築中古の評価が交差した

2025年のみよし市戸建市場では、レインズ74件と不動産情報ライブラリ38件で収録範囲は違うものの、3,000万円台が中心という共通点があります。一方、新築と中古の価格差は資料によって見え方が異なり、レインズでは中古中央値が新築をわずかに上回りました。中古を一括して「安い」と扱わず、築年・土地・状態を分けて読む必要があります。そのため、市全体の平均だけで新築・中古の優劣を決めず、同じ予算で何が買えたのかを比較する視点が欠かせません。

 

レインズ74件は中古45件が多く不動産情報ライブラリ38件は新築22件が多い

レインズでは新築29件、中古45件で中古が約6割です。不動産情報ライブラリでは新築22件、中古16件と新築が過半を占めました。資料ごとの構成差が平均価格や中央値にも反映されています。二つの件数を合算して市場112件とするのではなく、新築供給の動きと中古流通の厚みを別々に確認してください。売却では自宅がどちらの買主層と競合するか、購入では新築と中古の総額差が修繕費を含めてどこまで残るかを見ることが大切です。

新築戸建写真

 

中古戸建は価格だけでなく土地価値と建物状態で新築に近づくことがある

レインズの平均は新築3,722.0万円、中古3,481.5万円で差は約241万円ですが、中央値は新築3,360万円に対し中古3,500万円で中古が上回ります。これは中古全体が新築より高いという意味ではなく、築浅・好立地・土地条件の良い中古が含まれた結果です。不動産情報ライブラリでは新築平均4,272.7万円、中古2,586.2万円と差が大きく、収録構成によって見え方が変わります。中古を判断するときは価格差の理由まで追う必要があります。

 

2026年は新築の高い建築原価と中古の修繕負担を同じ総額表で比べる

2026年の新築は建築資材や人件費の高止まりで大幅な値下げ余地が限られやすい一方、金利上昇で買主の上限は厳しくなります。中古は取得価格を抑えやすい反面、屋根・外壁・水回り・給湯器など購入後の費用が物件ごとに違います。新築価格と中古価格だけを比べるのではなく、住宅ローン、初期修繕、10年程度の維持費を同じ表へ置くと選択が明確になります。売主側も建物状態を見える化できる物件ほど価格の説明力を持ちやすくなります。

 

 

レインズ74件を新築中古別に分けると仲介市場の価格差が見える

レインズでは全74件の物件番号が一意で、新築29件・中古45件に分類されています。戸建全体の平均は3,575.7万円、中央値3,480.0万円でした。価格帯では3,000万~3,999万円が半数を超え、土地面積は150~249㎡に集中しています。ここでは必須6表を分け、全体・新築・中古の違いを確認します。レインズでは個票の町名と新築中古区分を保持し、四半期・価格帯・土地面積帯を同じ母集団で読み合わせることが大切です。

 

年間では東陣取山5,550万円の中古が最高となり新築最高5,230万円を上回った

戸建全体の年間最高は東陣取山の中古5,550万円、新築最高は三好丘緑の5,230万円です。中古でも土地や立地、建物条件が評価されれば新築の上値を超えることを示す事例です。ただし1件の高額中古を中古市場全体の標準と見ることはできません。新築平均3,722.0万円、中古平均3,481.5万円という差と合わせ、個別条件で価格が逆転する市場と捉えるのが適切です。売却では築年だけで価格を下げず、土地価値と維持状態を分けて説明してください。

 

表1 レインズにおける2025年みよし市【戸建】年間区分集計

区分

取引件数

平均成約価格

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

成約価格中央値

最高価格の町名

新築戸建

29件

3,722.0万円

160.54㎡

102.60㎡

5,230.0万円

3,360.0万円

三好丘緑

中古戸建

45件

3,481.5万円

197.77㎡

124.74㎡

5,550.0万円

3,500.0万円

東陣取山

戸建全体

74件

3,575.7万円

183.18㎡

116.06㎡

5,550.0万円

3,480.0万円

東陣取山

出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)よりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

新築はQ1の三好丘緑5,230万円が最高でQ4には9件がまとまって成約した

新築はQ1が8件、Q2が3件、Q3が9件、Q4が9件で、年間29件です。Q1は三好丘緑の5,230万円が最高となり、平均も4,057.5万円でした。Q2は件数が少なく平均3,253.3万円まで下がりますが、供給構成の影響が大きいと見た方がよいでしょう。新築は同じ時期に分譲が重なると件数や平均が動きます。買主は四半期平均より、同じ分譲地・同程度の土地建物面積で価格と仕様を比較することが重要です。

 

表2 レインズにおける2025年みよし市【新築戸建】四半期別成約データ

期間

取引件数

平均成約価格

成約価格中央値

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

最高価格の町名

2025年Q1

8件

4,057.5万円

3,860.0万円

151.05㎡

105.47㎡

5,230.0万円

三好丘緑

2025年Q2

3件

3,253.3万円

3,200.0万円

132.07㎡

99.67㎡

3,490.0万円

三好町

2025年Q3

9件

3,865.6万円

3,490.0万円

157.33㎡

104.05㎡

4,980.0万円

三好町

2025年Q4

9件

3,436.6万円

3,090.0万円

181.68㎡

99.57㎡

5,150.0万円

三好丘緑

2025年合計

29件

3,722.0万円

3,360.0万円

160.54㎡

102.60㎡

5,230.0万円

三好丘緑

出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)よりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

中古はQ3に17件が動き東陣取山5,550万円が平均を押し上げた

中古はQ3が17件で最多となり、東陣取山5,550万円の成約を含んで平均3,634.0万円でした。Q1も11件あり、年間を通じて中古の選択肢が厚かったことが分かります。Q4最高は黒笹山手5,050万円で、築浅系の中古が上値を形成しています。一方、1,000万円台の成約も存在するため中古の価格幅は広く、平均だけで査定すると外しやすい市場です。築年、土地面積、建物面積、修繕履歴、駐車条件を近いもの同士で比較してください。

 

表3 レインズにおける2025年みよし市【中古戸建】四半期別成約データ

期間

取引件数

平均成約価格

成約価格中央値

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

最高価格の町名

2025年Q1

11件

3,404.5万円

3,480.0万円

201.50㎡

117.51㎡

4,850.0万円

黒笹山手

2025年Q2

12件

3,410.8万円

3,430.0万円

183.41㎡

123.43㎡

4,400.0万円

南台

2025年Q3

17件

3,634.0万円

3,590.0万円

205.51㎡

132.43㎡

5,550.0万円

東陣取山

2025年Q4

5件

3,302.0万円

2,830.0万円

197.71㎡

117.65㎡

5,050.0万円

黒笹山手

2025年合計

45件

3,481.5万円

3,500.0万円

197.77㎡

124.74㎡

5,550.0万円

東陣取山

出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)よりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

戸建全体はQ3が26件で最多となり年間中央値3,480万円が中心を示す

戸建全体ではQ3が26件で最も多く、Q1が19件、Q2が15件、Q4が14件でした。平均はQ1 3,679.4万円、Q3 3,714.2万円と高めですが、四半期最高物件の影響を受けています。年間中央値3,480.0万円は、3,000万円台に成約が集中する価格帯表とも整合します。売主は四半期平均が高い時期だけを狙うより、競合在庫と自宅の状態を整える方が成約へ直結します。買主も季節で買い時を決めず、条件の合う物件が出た時点で総額を比較してください。

 

表4 レインズにおける2025年みよし市【戸建全体】四半期別成約データ

期間

取引件数

平均成約価格

成約価格中央値

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

最高価格の町名

2025年Q1

19件

3,679.4万円

3,580.0万円

180.26㎡

112.44㎡

5,230.0万円

三好丘緑

2025年Q2

15件

3,379.3万円

3,430.0万円

173.14㎡

118.67㎡

4,400.0万円

南台

2025年Q3

26件

3,714.2万円

3,570.0万円

188.83㎡

122.61㎡

5,550.0万円

東陣取山

2025年Q4

14件

3,388.5万円

3,040.0万円

187.41㎡

106.02㎡

5,150.0万円

三好丘緑

2025年合計

74件

3,575.7万円

3,480.0万円

183.18㎡

116.06㎡

5,550.0万円

東陣取山

出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)よりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

3,000万~3,999万円が38件で全体の51.4%を占める

価格帯では3,000万~3,999万円が38件と突出し、全74件の51.4%です。新築15件、中古23件が同じ帯に入り、買主が同じ予算内で新築と中古を比較する場面が多いことを示します。4,000万円台も14件、5,000万~6,999万円も5件あり、上位価格帯では仕様や築浅だけでなく土地価値が問われます。売却側は「新築だからこの価格」「中古だから割安」と単純に分けず、3,000万円台の競合と比べて何が違うかを具体的に示す必要があります。

 

表5 レインズにおける2025年みよし市【戸建】価格帯別取引件数

価格帯

戸建全体

新築戸建

中古戸建

1,000万円未満

0件

0件

0件

1,000万~1,999万円

2件

0件

2件

2,000万~2,999万円

15件

4件

11件

3,000万~3,999万円

38件

15件

23件

4,000万~4,999万円

14件

7件

7件

5,000万~6,999万円

5件

3件

2件

7,000万~9,999万円

0件

0件

0件

1億円以上

0件

0件

0件

合計

74件

29件

45件

出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)よりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

土地面積150~199㎡が30件で最多となり200~249㎡までが主流である

土地面積では150~199㎡が30件、200~249㎡が24件で、合計54件と全体の約73%を占めます。新築は100~149㎡が14件と比較的コンパクトな土地も多く、中古は150~249㎡に39件が集中しました。新築は建物と土地を総額内へ収めるため敷地を抑える傾向が表れ、中古は既存住宅地の広さを引き継いでいます。買主が駐車2台や庭を希望する場合、建物面積だけでなく敷地の使い方を確認してください。売主は土地のゆとりを具体的な利用価値として伝えると効果的です。

 

表6 レインズにおける2025年みよし市【戸建】土地面積帯別取引件数

土地面積帯

戸建全体

新築戸建

中古戸建

100㎡未満

0件

0件

0件

100~149㎡

15件

14件

1件

150~199㎡

30件

6件

24件

200~249㎡

24件

9件

15件

250~299㎡

3件

0件

3件

300~499㎡

2件

0件

2件

500㎡以上

0件

0件

0件

合計

74件

29件

45件

出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)よりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

 

不動産情報ライブラリ38件では新築高値と中古の幅がより明確に表れた

不動産情報ライブラリでは戸建全体38件、平均3,562.6万円、中央値3,400.0万円です。新築22件の平均4,272.7万円に対し中古16件は2,586.2万円で、レインズより大きな価格差が出ています。価格帯・面積帯・四半期を分けると、資料ごとの構成差を理解しながらみよし市の市場像を補強できます。不動産情報ライブラリでは新築比率が高いため、レインズとの差を誤差と見なさず、市場の別の切り口として活用します。

 

年間区分では三好町6,800万円の新築が全体最高となった

不動産情報ライブラリの年間最高は三好町の新築6,800万円で、戸建全体の最高でもあります。新築22件の中央値は3,550万円、中古16件は2,550万円です。平均では約1,687万円の差があるため、新築が高値圏を形成していることが分かります。ただし新築の中央値は平均より722.7万円低く、高額新築が平均を押し上げています。購入時は平均4,272.7万円を予算目安にするより、中心価格帯と分譲ごとの仕様を見た方が実態に近づきます。

 

表7 不動産情報ライブラリにおける2025年みよし市【戸建】年間区分集計

区分

取引件数

平均成約価格

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

成約価格中央値

最高価格の町名

新築戸建

22件

4,272.7万円

164.77㎡

104.09㎡

6,800.0万円

3,550.0万円

三好町

中古戸建

16件

2,586.2万円

246.56㎡

135.31㎡

4,200.0万円

2,550.0万円

黒笹いずみ

戸建全体

38件

3,562.6万円

199.21㎡

117.24㎡

6,800.0万円

3,400.0万円

三好町

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

不動産情報ライブラリの活用についてはコチラ⇒不動産購入前必見!不動産情報ライブラリの上手な活用法

 

※不動産情報ライブラリの成約データには、新築戸建と中古戸建の区分がされていないため、建築年が2024年、2025年とされているものを『新築戸建』、2023年以前の建築されたものを『中古戸建』として集計しています。

 

戸建全体はQ1平均4,087.5万円からQ3 3,175万円へ動いた

Q1は8件で平均4,087.5万円、Q2も8件で3,300.0万円、Q3は8件で3,175.0万円、Q4は14件で3,634.3万円でした。Q4は件数が最も多く、三好町6,800万円の高額新築も含まれます。四半期平均の上下には新築と中古の構成比が影響するため、単純な季節相場として扱うのは危険です。査定では同じ時期の全戸建平均ではなく、売却物件が新築に近い築浅なのか、修繕を要する中古なのかで比較対象を分ける必要があります。

 

表8 不動産情報ライブラリにおける2025年みよし市【戸建全体】四半期別成約データ

期間

取引件数

平均成約価格

成約価格中央値

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

最高価格の町名

2025年Q1

8件

4,087.5万円

4,500.0万円

224.38㎡

126.25㎡

6,300.0万円

三好丘緑

2025年Q2

8件

3,300.0万円

3,500.0万円

248.75㎡

132.50㎡

6,400.0万円

福谷町

2025年Q3

8件

3,175.0万円

3,250.0万円

165.00㎡

110.62㎡

4,000.0万円

三好町

2025年Q4

14件

3,634.3万円

3,300.0万円

176.07㎡

107.14㎡

6,800.0万円

三好町

2025年合計

38件

3,562.6万円

3,400.0万円

199.21㎡

117.24㎡

6,800.0万円

三好町

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

新築はQ1とQ2が5,000万円前後の平均でもQ3以降は3,000万円台へ広がった

新築はQ1平均5,040.0万円、Q2平均5,000.0万円と高く、Q3は3,425.0万円、Q4は4,010.0万円でした。Q1・Q2は件数が5件、3件と少なく、高額分譲の影響が大きい点に注意が必要です。Q3・Q4では3,000万円台の成約が増え、年間中央値は3,550万円となりました。2026年も新築の上値は建築費に支えられつつ、金利上昇で買主の予算帯へ合わせた商品が選ばれやすくなるとみます。面積や仕様を抑えた分譲が出れば平均は下がっても需要減とは限りません。

 

表9 不動産情報ライブラリにおける2025年みよし市【新築戸建】四半期別成約データ

期間

取引件数

平均成約価格

成約価格中央値

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

最高価格の町名

2025年Q1

5件

5,040.0万円

5,100.0万円

189.00㎡

110.00㎡

6,300.0万円

三好丘緑

2025年Q2

3件

5,000.0万円

5,300.0万円

151.67㎡

103.33㎡

6,400.0万円

福谷町

2025年Q3

4件

3,425.0万円

3,250.0万円

152.50㎡

96.25㎡

4,000.0万円

三好町

2025年Q4

10件

4,010.0万円

3,300.0万円

161.50㎡

104.50㎡

6,800.0万円

三好町

2025年合計

22件

4,272.7万円

3,550.0万円

164.77㎡

104.09㎡

6,800.0万円

三好町

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

中古は黒笹いずみ4,200万円が最高で低価格帯まで幅広く成約した

中古16件の年間最高は黒笹いずみの4,200万円、中央値は2,550万円です。Q1の最高は黒笹4,000万円、Q2は三好丘緑4,000万円、Q3は三好丘桜3,900万円、Q4は黒笹いずみ4,200万円でした。高額中古が複数の町で出る一方、1,000万円未満も2件あります。中古価格は築年だけでなく土地の広さ、リフォーム状況、駅への距離、駐車条件などで大きく変わります。売却では安い中古と比較されないよう、自宅の維持状態を資料で示すことが重要です。

 

表10 不動産情報ライブラリにおける2025年みよし市【中古戸建】四半期別成約データ

期間

取引件数

平均成約価格

成約価格中央値

平均土地面積

平均建物面積

最高成約価格

最高価格の町名

2025年Q1

3件

2,500.0万円

2,500.0万円

283.33㎡

153.33㎡

4,000.0万円

黒笹

2025年Q2

5件

2,280.0万円

2,000.0万円

307.00㎡

150.00㎡

4,000.0万円

三好丘緑

2025年Q3

4件

2,925.0万円

3,200.0万円

177.50㎡

125.00㎡

3,900.0万円

三好丘桜

2025年Q4

4件

2,695.0万円

2,950.0万円

212.50㎡

113.75㎡

4,200.0万円

黒笹いずみ

2025年合計

16件

2,586.2万円

2,550.0万円

246.56㎡

135.31㎡

4,200.0万円

黒笹いずみ

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

3,000万~3,999万円17件のうち新築13件で新築実需の中心を形成した

価格帯では3,000万~3,999万円が17件で最多、新築13件・中古4件です。5,000万~6,999万円も8件あり、その全てが新築でした。一方、中古は1,000万円未満から4,000万円台まで分散しています。新築は商品価格が比較的まとまり、中古は状態差が価格へ直結する構造です。買主は3,000万円台で新築と中古を比較するとき、中古の改修費を加えた後も価格差が残るかを確認してください。売主は同じ価格帯の新築が競合になる可能性を意識する必要があります。

 

表11 不動産情報ライブラリにおける2025年みよし市【戸建】価格帯別取引件数

価格帯

戸建全体

新築戸建

中古戸建

1,000万円未満

2件

0件

2件

1,000万~1,999万円

3件

0件

3件

2,000万~2,999万円

4件

0件

4件

3,000万~3,999万円

17件

13件

4件

4,000万~4,999万円

4件

1件

3件

5,000万~6,999万円

8件

8件

0件

7,000万~9,999万円

0件

0件

0件

1億円以上

0件

0件

0件

合計

38件

22件

16件

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

土地面積200~249㎡14件が最多で中古ほど敷地にゆとりがある

土地面積は200~249㎡が14件で最多、150~199㎡が12件です。新築は100~199㎡が15件、中古は200~249㎡が8件と、中古の方が広い敷地を持つ傾向が見えます。中古を選ぶ理由は取得価格だけでなく、駐車台数や庭など土地の余裕にもあります。逆に広い敷地は外構・草木管理・固定資産税など維持負担も増えます。購入では「広い方が得」と決めず、使う面積と維持できる面積を分けて考えてください。売却では敷地の使い方を写真や配置図で伝えると価値が伝わりやすくなります。

 

表12 不動産情報ライブラリにおける2025年みよし市【戸建】土地面積帯別取引件数

土地面積帯

戸建全体

新築戸建

中古戸建

100㎡未満

1件

1件

0件

100~149㎡

8件

7件

1件

150~199㎡

12件

8件

4件

200~249㎡

14件

6件

8件

250~299㎡

1件

0件

1件

300~499㎡

0件

0件

0件

500㎡以上

2件

0件

2件

合計

38件

22件

16件

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

戸建分布図は新築高値群と中古の広い価格幅を視覚的に示す

分布図では赤系の新築が3,000万円台から5,000万円超へまとまり、青系の中古は1,000万円前後から4,000万円台まで広く散らばります。土地面積だけでは価格を説明できず、同じ200㎡前後でも新築・中古、建物状態によって成約価格が異なります。図から分からない築年や修繕状態を推測せず、まず「新築と中古の分布が重なる帯がある」ことを確認する資料として使います。3,000万円台では両方が競合するため、買主は総費用、売主は状態説明が判断を分けます。

 

図1 みよし市戸建取引分布図(2025年)

みよし市戸建取引分布図

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

 

過去5年間は戸建全体の件数減少と新築中古の価格変化が同時に進んだ

不動産情報ライブラリの5年推移では、戸建全体が2021年77件から2025年38件へ減少しています。平均価格も4,124.7万円から3,562.6万円へ下がりましたが、新築・中古で背景は違います。新築は価格水準を保ちながら件数が減り、中古は2025年に価格が下がっており、同じ「戸建減少」とまとめず区分別に見る必要があります。過去5年は件数の減少と価格の変化を分けて見て、2025年が単なる一時的な振れなのか、構成変化なのかを判断します。

 

戸建全体は2025年38件で5年間の最少となり中央値も3,400万円へ低下した

2021年77件、2022年44件、2023年50件、2024年44件、2025年38件と推移し、2025年は5年間で最も少ない件数です。中央値は2022年4,300万円をピークに、2023年3,900万円、2024年3,600万円、2025年3,400万円へ下がりました。ただし新築と中古の構成が年ごとに異なるため、戸建全体の中央値だけで地価や建物価値の下落率を判断することはできません。2026年は流通件数が急回復するより、予算に合う物件へ成約が集中する可能性が高いとみます。

 

表13 不動産情報ライブラリにおける過去5年間のみよし市【戸建全体】成約データ

取引件数

平均土地面積

平均建物面積

平均成約価格

成約価格中央値

2021年

77件

197.99㎡

126.95㎡

4,124.7万円

3,800.0万円

2022年

44件

168.41㎡

111.25㎡

4,343.2万円

4,300.0万円

2023年

50件

190.60㎡

108.40㎡

4,218.0万円

3,900.0万円

2024年

44件

173.52㎡

109.43㎡

4,088.6万円

3,600.0万円

2025年

38件

199.21㎡

117.24㎡

3,562.6万円

3,400.0万円

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

新築は件数が49件から22件へ減る中で平均4,272.7万円を維持した

新築は2021年49件から2025年22件へ減少しています。平均価格は4,810.2万円から4,272.7万円へ下がったものの、依然4,000万円台です。中央値は5,000万円から3,550万円まで低下しており、供給される商品の面積・仕様・立地が総額調整されてきた可能性を示します。2026年も建築原価が高い環境では一律値下げより、土地や建物面積を抑えた商品で購入可能額へ合わせる動きが出やすいでしょう。売主側の中古も新築の価格設定を競合情報として見る必要があります。

 

表14 不動産情報ライブラリにおける過去5年間のみよし市【新築戸建】成約データ

取引件数

平均土地面積

平均建物面積

平均成約価格

成約価格中央値

2021年

49件

176.43㎡

110.00㎡

4,810.2万円

5,000.0万円

2022年

32件

163.75㎡

108.44㎡

4,693.8万円

4,650.0万円

2023年

36件

182.22㎡

103.61㎡

4,650.0万円

4,750.0万円

2024年

31件

157.58㎡

98.55㎡

4,467.7万円

4,000.0万円

2025年

22件

164.77㎡

104.09㎡

4,272.7万円

3,550.0万円

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

中古は2025年平均2,586.2万円まで下がり新築との差が拡大した

中古は2021年平均2,925.0万円、2022年3,408.3万円、2023年3,107.1万円、2024年3,184.6万円に対し、2025年は2,586.2万円です。中央値も2,550万円で5年間の低い水準となりました。築古や低価格物件が多く含まれた可能性があり、個々の中古価格が一律に下落したとは断定できません。ただ、新築との総額差が広がるほど、中古は購入後の修繕費を含めても選択肢になりやすくなります。2026年は状態良好な中古と修繕負担の大きい中古で評価差が広がりそうです。

 

表15 不動産情報ライブラリにおける過去5年間のみよし市【中古戸建】成約データ

取引件数

平均土地面積

平均建物面積

平均成約価格

成約価格中央値

2021年

28件

235.71㎡

156.61㎡

2,925.0万円

3,100.0万円

2022年

12件

180.83㎡

118.75㎡

3,408.3万円

3,500.0万円

2023年

14件

212.14㎡

120.71㎡

3,107.1万円

3,050.0万円

2024年

13件

211.54㎡

135.38㎡

3,184.6万円

3,100.0万円

2025年

16件

246.56㎡

135.31㎡

2,586.2万円

2,550.0万円

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリよりみよし市の戸建取引情報を抽出・集計

 

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金利と建築費は新築価格と中古修繕費の両方へ影響する

2026年の戸建購入では、住宅ローンだけでなく新築の建築原価と中古の改修費を同時に見る必要があります。新築は価格を下げにくい一方、買主の借入上限は金利で締まりやすくなります。中古は本体価格を抑えられても、外壁・屋根・設備更新が重なると総額差が縮みます。ここでは家計と修繕の両面から判断軸を整理します。とりわけ中古では購入後修繕、新築では価格上昇を同じ資金計画表に置くことで、見かけの価格差に惑わされにくくなります。

 

図2 住宅購入に影響する主な要因

住宅ローン金利と建築費が2026年の土地予算を厳しくする

 

政策金利1.25%への引き上げで新築・中古とも返済負担を再確認する

日本銀行は2026年9月18日の金融政策決定会合で、政策金利を従来の1.0%程度から1.25%程度へ引き上げました。今後も経済・物価情勢に応じて金利を調整する方針を示しています。

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 住宅ローンの適用金利が直ちに同じ幅で上がるわけではありませんが、3,000万円台の成約が中心となるみよし市の戸建市場でも、返済負担の増加に備えたいところです。新築は購入時の諸費用、中古は購入後の修繕費も見込む必要があるため、借入可能額をそのまま購入予算にしてはいけません。金利がさらに0.5%、1.0%上昇した場合の返済額を比較し、固定資産税や保険料、将来の修繕費を支払っても家計に余裕が残る価格帯から物件を選びましょう。

 

図3 政策金利と住宅ローンの確認ポイント

金融市場調節方針の変更

出典:日本銀行「金融市場調節方針の変更(2026年9月金融政策決定会合)」(2026年9月18日)より抜粋

 

短期プライムレートの上昇が新築の引渡しと中古の返済計画に及ぼす影響

日本銀行が公表した短期プライムレートの最頻値は、2026年8月3日に2.375%へ上昇しました。さらに9月18日には政策金利が1.25%程度へ引き上げられ、今後の住宅ローン金利の動向にも注意が必要です。

変動型住宅ローンの中には、短期プライムレートを基準金利の見直しに用いる商品がありますが、優遇幅や金利の見直し時期、返済額の変更ルールは金融機関によって異なります。みよし市で新築戸建を購入する方は、契約時だけでなく引渡し時の融資条件を確認しましょう。中古戸建では、リフォーム費用を含めた借入総額と金利上昇後の返済額を試算し、購入後の家計に無理が生じないか確かめておきたいところです。

 

図4 短期プライムレートの推移

長期プライレート・短期プライムレート

出典:日本銀行>長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降

出典:住宅金融支援機構>借入金利の推移

※2026年8月時点の金利のため、今回の政策金利の利上げは反映されていません

 

2,500万円借入の月額差は中古の修繕積立予算にも影響する

2,500万円を30年で借りる添付試算では、年0.400%の月返済73,705円に対し、年1.400%では85,085円です。月11,380円の差を10年積み上げると、単純計算で136万円を超えます。中古戸建ではこの余力を外壁や給湯器の交換へ充てられるかどうかが重要です。新築でも将来修繕は発生するため、購入直後の負担だけで優劣を決めないでください。金利が上がったケースでも修繕積立を続けられる購入価格を選ぶ方が、長期保有では安全です。

 

図5 2,500万円借入時の返済額比較

金利差による2,500万円借入時の返済総額の試算例

出典:松屋不動産販売株式会社試算。30年・元利均等・ボーナス払いなし。0.400%と1.400%は比較用の仮定であり、将来金利の予測ではありません。

住宅ローンでお悩みの方はコチラ⇒銀行が教えない「住宅ローン変動金利型」の真実!驚愕の5年後返済額

 

毎月10万円で借りられる額が縮むと3,000万円台の競争条件も変わる

返済期間35年・元利均等で月10万円とする例では、1.400%なら借入額は約3,310万円です。0.400%の場合の約3,920万円と比べると、およそ610万円小さくなります。約610万円の差は、みよし市で新築から中古へ候補を変えるほどの金額になり得ます。買主の予算上限が下がれば、同じ3,000万円台でも物件状態や土地の広さ、駐車条件がより厳しく比較されます。売主は過去の高値だけで価格を決めず、現在の住宅ローン環境で自宅がどの買主層に届くかを考える必要があります。

 

図6 毎月10万円返済時の借入可能額比較

月10万円返済でも金利差によって借入可能額のイメージは大きく変わる

出典:松屋不動産販売株式会社試算。35年・元利均等・ボーナス払いなし。0.400%と1.400%は比較用の仮定であり、将来金利の予測ではありません。

ローン電卓が無くても計算出来る⇒誰でもできる!住宅ローン借入可能額の簡単な計算法を紹介します

 

建築総合126.4の環境では中古購入後の改修費も余裕を持って見積もる

国土交通省が公表する建設工事費デフレーターの建築総合は、2026年5月分で126.4となりました。2020年度平均100より高い位置にありますが、個別住宅の工事費が一律26.4%上昇したという意味ではありません。ただ、建築資材や人件費が高い環境は、新築原価だけでなく中古購入後の屋根・外壁・水回り等の工事にも関係します。中古が新築より500万円安くても、入居前改修が大きければ差は縮みます。契約前に優先修繕と将来修繕を分け、概算費用を予算へ入れてください。

 

図7 建設工事費デフレーターの直近水準

建築資材や人件費

出典:国土交通省「建設工事費デフレーター」(2020年度基準、2026年5月分、2026年7月31日公表)

 

図8 建設工事費デフレーター2026年5月の指数水準

建設工事費デフレーター2026年5月の指数水準

出典:国土交通省>統計表月次(Excel形式)(令和8年7月31日付け)より一部抜粋

※2020年比で約25%も住宅の建設工事費は上がっています。近年においても、ウッドショックに始まり、半導体不足による住設機器の相次ぐ値上げ、職人不足による人件費の高騰、円高による輸入部材の高騰、更に今年に入って、エネルギー価格の上昇、ナフサショック等、住宅価格を押し上げる要因は多数存在します。

ナフサショックとは何か?⇒中東情勢と【ナフサショック】で読む住宅価格上昇時代の売買判断基準

 

住宅購入に影響する要因を新築中古で同じ項目にそろえて比較する

新築と中古を公平に比べるには、物件価格、ローン、税金、保険、修繕、外構、設備更新を同じ項目で並べます。新築は初期修繕が少ない代わりに本体価格が高く、中古は取得価格を抑えて改修へ資金を振り分けられることがあります。土地面積が広い中古では外構や庭の維持も加わります。みよし市の3,000万円台には両方が存在するため、「新しい方が得」「中古の方が安い」という先入観を外し、10年程度の支出を比較すると自分に合う選択が見えます。

 

図9 住宅購入に影響する主な要因

物件価格だけでなく総支払額で比較

出典:松屋不動産販売株式会社 家デパ作成資料

 

将来の支払いが不安なら5年後の家計と修繕時期を重ねて確認する

戸建は管理費がない代わりに、自分で修繕費を積み立てる必要があります。住宅ローンの返済額がすぐに変わらない商品でも、利息と元金の内訳が変わる場合があります。5年ルールや125%ルールの有無は金融機関・商品ごとに確認してください。購入時に外壁、屋根、給湯器、水回りなどの交換時期を大まかに置き、金利上昇と支出が重なる年でも家計が維持できるかを見ます。売却して買換える方は、現在のローン残高と売却手取りを先に確定させると安全です。

 

図10 将来の住宅ローン支払いを考えるポイント

借りられる額より返し続けられる額

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料

 

 

2026年のみよし市戸建市場は3,000万円台を軸に物件状態で差が出る

2025年の二資料では3,000万円台に成約が集まりました。2026年は金利上昇が上値を抑える一方、建築費は新築価格を下支えします。その結果、相場全体が大きく下がるより、新築は総額調整、中古は状態・土地価値で選別される展開を想定します。流通件数は前年並みから小幅減を基本線とし、条件の良い物件へ反響が集中しやすくなります。2026年の予測では一律の値上がり・値下がりではなく、3,000万円台を軸に条件による成約速度の差を重視します。

 

戸建全体の中心は3,200万~3,800万円程度で横ばいからやや弱含みを想定する

レインズ中央値3,480万円、不動産情報ライブラリ中央値3,400万円が近く、価格帯でも3,000万円台が最多でした。2026年はこの中心が大きく崩れるより、3,200万~3,800万円程度を比較の軸にするとみます。4,000万円を超える物件は土地・築年・性能など明確な理由が必要になり、2,000万円台の中古は改修費との総額で評価されます。売主は平均価格の維持を期待するより、同じ予算帯で競合する新築・中古双方と比較して価格を決める方が現実的です。

 

新築は3,500万~4,300万円を中心に土地面積と仕様で総額調整が進みやすい

不動産情報ライブラリの新築平均4,272.7万円、レインズ3,722.0万円と幅がありますが、中心帯は3,000万円台後半から4,000万円台前半に置くのが妥当です。建築費が高いため値下げだけで買主予算へ合わせにくく、土地面積や建物面積、設備仕様を調整した商品が増える可能性があります。買主は価格だけでなく断熱・耐震・保証内容まで比較し、必要な性能へ資金を配分してください。売却中の築浅中古は新築のキャンペーン価格も競合になるため定期的な確認が必要です。

 

中古は2,500万~3,600万円の幅を持ち築浅良好物件は新築に近い価格も維持する

中古は二つの資料で価格差が大きいため、一つの平均へ寄せるより2,500万~3,600万円程度の幅で捉えます。レインズでは中古中央値3,500万円と高く、築浅・好立地・土地価値のある物件は新築に近い評価を受けています。不動産情報ライブラリでは中央値2,550万円で、築古・低価格物件の選択肢も確認できます。2026年は建物検査、修繕履歴、リフォーム内容を説明できる中古ほど価格を保ちやすく、修繕不明の物件ほど買主が予備費を大きく見込みます。

住宅街写真

 

 

売却は建物状態を見える化し購入は新築中古の10年総額を比べる

戸建の査定と購入判断では、土地と建物を分けて考えることが重要です。土地は立地・面積・道路、建物は築年数・性能・修繕状態で評価し、最後に総額へ戻します。みよし市では中古が新築に近い価格で成約する事例もあるため、築年数だけで機械的に差し引くと価値を見誤ります。反対に見えない修繕負担は買主の価格交渉につながります。売却時は建物状態の情報開示が価格交渉を抑える材料になり、購入時は修繕費を事前に見積もるほど比較の精度が上がります。

 

売主は屋根外壁設備の履歴を揃え買主の予備費を小さくする

中古戸建の買主は、購入価格だけでなく入居後に何が壊れるかを心配します。外壁塗装、屋根、防水、給湯器、水回り、シロアリ、太陽光などの工事履歴や保証書があれば整理してください。実施していない工事を無理に先行する必要はありません。現状と必要時期が分かるだけでも、買主が安全側に見込む修繕費を減らせます。売却前リフォームは費用を全額価格へ上乗せできるとは限らないため、まず清掃・点検・資料整理で物件状態の透明性を上げることを優先します。

 

築浅中古は新築との価格差だけでなく土地面積と即入居性を価値にする

築浅中古が新築と近い価格で成約する場合、土地が広い、外構が完成している、実際の採光や動線を確認できる、すぐ入居できるといった価値があります。新築より安くなければ売れないと考える必要はありません。ただし買主は同価格帯の新築保証や設備と比較します。売主は土地面積、駐車、収納、修繕履歴など中古ならではの具体的な利点を提示してください。買主も「中古なのに高い」と切り捨てず、新築で同じ土地条件を実現した場合の総額と比べると判断しやすくなります。

 

買主はホームインスペクションや修繕見積りを価格交渉より先に使う

中古購入で不安がある場合、価格を下げてもらう前に建物状態を確認する方が先です。必要に応じて建物状況調査や専門業者の見積りを利用し、すぐ直す項目と数年後でよい項目を分けます。修繕費が具体化すれば、売主との価格交渉にも根拠が生まれます。逆に根拠なく大きな値下げを求めると、条件の良い物件を逃すことがあります。みよし市では新築中古が3,000万円台で重なるため、建物状態の確認に数万円を使うことが数百万円の判断を安定させる場面があります。

 

図11 ホームインスペクションについて

インスペクション活用の手引き

出典:国土交通省>建物状況調査(インスペクション)活用の手引きより一部抜粋

既存住宅の安全性チェック:ホームインスペクション入門

中古住宅購入のリスクと既存住宅売買瑕疵保険という回避策

 

東陣取山や三好丘緑など高額町名は個別条件を確認して使う

レインズの戸建最高は東陣取山の中古5,550万円、新築最高は三好丘緑5,230万円でした。不動産情報ライブラリでは三好町の新築6,800万円が最高でした。これらの町名を見て地域全体の価格が高いと結論づけるのは早計です。最高成約は土地面積、築年、建物状態、間取りなどが違います。固有名詞は上値形成を確認する材料として本文へ残しつつ、査定では近い条件の複数事例へ戻ります。買主も町名だけで割高・割安を決めず、同予算で得られる土地と建物の組み合わせを比較してください。

 

 

FAQで整理する新築中古選びと戸建売却の疑問

みよし市の戸建は、新築と中古の価格帯が重なるため「どちらが得か」「中古をどこまで直すべきか」という相談が多くなります。2025年の成約データと2026年の金利・工事費環境を踏まえ、判断を価格だけに寄せないための四つの答えをまとめます。質問への回答も、市場平均だけでなく新築中古の構成、建物状態、住宅ローンの条件を組み合わせて考えることが前提です。新築と中古で迷うときほど、購入後の支出まで同じ条件で比べることが有効です。

 

2026年にみよし市の戸建価格は下がりますか?

全体が一斉に下落するという見方ではありません。3,000万円台の需要は残る一方、金利上昇によって4,000万円超の物件は月々返済を厳しく見られます。新築は建築原価で下がりにくく、中古は状態差が価格へ表れます。そのため平均価格の下落より、販売期間や値下げ幅に物件差が出る可能性が高いでしょう。売却を考える方は自宅に近い直近成約と現在の新築分譲を比較し、購入する方は金利上昇時の月額と修繕費を加えて判断してください。

 

新築と中古はどちらが買いやすくなりますか?

借入額だけを抑えたいなら中古が有利な場面が増えますが、修繕費を加えると差が縮む物件もあります。新築は保証や省エネ性能、初期修繕の少なさが強みです。中古は土地の広さや完成済み外構、立地、価格の幅が魅力になります。2025年のレインズでは3,000万円台に新築15件・中古23件が入り、同じ予算で比較できる物件が多くありました。購入時は10年程度のローン返済、税金、修繕、光熱費を並べ、自分の家計に合う方を選ぶのが合理的です。

 

戸建を売る前にリフォームした方が高く売れますか?

必ずしも大規模リフォームが必要ではありません。好みが分かれる内装へ費用を掛けても、売却価格に全額反映できないことがあります。雨漏りや設備故障など契約判断に直結する不具合は修理を検討し、その他は見積りを取得して買主が費用を把握できる状態にする方法があります。清掃、残置物整理、庭の手入れ、工事履歴の準備は比較的費用対効果が高いです。査定時に現況販売とリフォーム後販売の手取りを比べ、想定買主に合う方法を選んでください。

 

図12 リフォーム工事を強くすすめる不動産会社の思惑

売却前に室内をリフォームすれば高く売れますか

リフォームを勧める業者はやめた方が良い⇒リフォーム頼みの不動産仲介業者が倒産危機!不動産買う前に読んで!

 

住宅ローンの5年ルールや125%ルールがあれば金利上昇は気にしなくてよいですか?

そうとは限りません。これらのルールを採用しない金融機関や商品もあり、採用されていても金利上昇で利息負担が増えることはあります。返済額がすぐ上がらなくても元金の減り方が変わる場合があるため、契約する商品の仕組みを確認してください。戸建ではローン以外に修繕費を自分で準備する必要があります。返済額変更のルールだけで安心せず、金利上昇ケースでも毎月の修繕積立と生活費を確保できる価格帯を選ぶことが重要です。

 

図13 金利が上がり続けると『未払い利息』が発生するかも・・・

金利が上がり続けると『未払い利息』が発生するかも

5年ルール・125%ルールについてはコチラ⇒住宅ローン元金均等返済には5年・125%ルール適用されないって本当?

 

 

松屋不動産販売株式会社 代表取締役 佐伯慶智からのアドバイス

みよし市の戸建では、平均価格より「土地と建物のどちらに価値があるか」を分けて見ることを重視しています。新築と中古が同じ3,000万円台で比較される市場では、築年だけでは優劣を決められません。売主には価格の理由を資料で示す準備を、買主には購入後の費用まで含めた比較をお勧めします。実務では土地と建物を別々に評価したうえで、最終的に買主が比較する総額へ戻すと、売却価格と購入判断の根拠が明確になります。

 

売却査定は土地価値と建物価値を分けてから市場価格へ戻す

中古戸建を査定するとき、築年数だけで建物を一律に減価させると、状態の良い住宅や土地価値の高い物件を正しく評価できません。まず土地の町名、面積、道路、形状を確認し、次に建物の築年、構造、面積、修繕履歴、設備、駐車条件を見ます。その上で同予算の新築と中古が市場でどう比較されているかを確認します。2025年に東陣取山の中古が年間最高になった事実は、個別性が強く評価される市場であることを示します。査定根拠を分解して説明できることが大切です。

 

購入は価格差を修繕費と土地価値へ振り分けて考える

新築4,000万円と中古3,200万円を比べると800万円の差がありますが、その全額が得になるわけではありません。中古に300万円の改修が必要なら差は500万円です。それでも土地が広く立地が良いなら中古が合理的な場合があります。逆に改修負担が大きく省エネ性能も低ければ新築の方が長期費用を抑えられることがあります。家デパ知立店では物件価格だけでなく、リフォーム見積りと住宅ローンを同じ資金計画に入れ、購入後も家計に余白が残るかを確認します。

 

買換えは売却手取りと次の購入条件を同時に確定させる

現在の戸建を売って次の住まいへ移る場合、売却価格だけ先に考えると資金計画がずれます。住宅ローン残高、仲介費用、税金などを差し引いた手取りを試算し、次の物件で必要な自己資金と借入額を同時に置きます。金利が変われば同じ購入価格でも月額が変わるため、売却と購入のタイミングも重要です。先行売却・先行購入のどちらが適するかは資金余力と物件状況で変わります。査定と住宅ローン相談を一つの計画として進めることで、二重ローンや仮住まいのリスクを整理できます。

 

 

まとめ|2026年のみよし市戸建は新築中古の総費用比較が決め手になる

2025年は3,000万円台に新築と中古の成約が重なり、資料によって中古中央値が新築を上回る場面もありました。2026年は金利上昇と建築費の高止まりにより、新築の価格だけでなく中古の修繕費も重く見られます。売却・購入とも、築年という一項目ではなく土地、状態、月額負担、将来費用を一体で判断することが重要です。みよし市では新築と中古の価格帯が一部重なるため、2026年は価格差より「その家を選ぶ理由」を説明できるかが重要になります。

 

売主は同価格帯の新築と中古を両方見て自宅の強みを明確にする

中古を売る方は中古だけを競合にしないでください。3,000万円台では新築分譲が直接比較対象になるため、土地の広さ、駅や生活利便性、駐車、建物面積、リフォーム履歴など「新築では同予算で得にくい価値」を整理します。築浅なら保証や設備の残存、築古なら土地価値と改修余地を伝えます。新築を販売する側も同価格帯の状態良好な中古を意識する必要があります。買主が比較する順番を想定して資料と価格を整えることが、販売期間を短くするための現実的な方法です。

 

買主は10年後まで払える総額で新築中古を比較する

購入時の差額だけでなく、10年程度の住宅ローン返済、固定資産税、保険、光熱費、修繕費を比べてください。新築は初期支出が大きくても修繕が少ない期間を持ちやすく、中古は取得価格を抑えて必要な改修へ資金を回せます。どちらが正解かは家族の予定と手元資金で変わります。金利が1%上がったケースでも教育費や車の買換えを続けられるかを確認し、借りられる額ではなく返し続けられる額から物件価格を決めることをお勧めします。

 

みよし市の戸建売却・購入は家デパ知立店で新築中古を横断してご相談ください

みよし市で戸建の売却をお考えなら、まずは家デパ知立店へ査定をご依頼ください。土地の価値と建物の状態を丁寧に見極め、周辺の中古戸建だけでなく、競合する新築物件の価格も踏まえて、売出価格や販売戦略をご提案します。購入をご検討の方には、新築・中古を幅広く比較し、住宅ローンの返済額や購入後の修繕費まで含めた資金計画をお手伝いします。買換えについても、現在の住まいの売却から次の住宅購入まで一貫してご相談いただけます。

 

「今の家はいくらで売れる?」「予算内で希望に合う戸建は見つかる?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ家デパ知立店へお問い合わせください。松屋不動産販売株式会社が、みよし市の成約実績とお客様のご希望を踏まえ、売却査定から物件探し、資金計画まで具体的にご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。

 

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