日進市マンション売買市場2026年予測赤池高額成約と中心帯の見方
「日進市のマンションを売るなら、赤池エリアの高額成約をそのまま自分の部屋の相場と見てよいのだろうか」
「2,000万円台でマンションを探しているが、金利だけでなく管理費等まで考えると予算をどう組めばよいのか」
2025年の日進市マンション市場は、実需の厚い中心帯と、赤池エリアを中心にした高額成約が並ぶ一年でした。レインズでは72件、平均成約価格2,646.6万円、中央値2,365.0万円でした。不動産情報ライブラリでは91件、平均2,605.5万円、中央値2,300.0万円で、どちらも2,000万~2,999万円が最多です。一方で最高成約はレインズでTステージ日進赤池フロント5,490万円、不動産情報ライブラリでも赤池の5,500万円が確認され、上値は赤池周辺が作りました。2026年の判断では、高額成約を相場全体の代表とせず、専有面積帯、月額負担、管理状態まで含めて比べることが重要です。
注意事項
本記事における第1四半期(Q1)等の表現は不動産情報ライブラリの表現にあわせています。
第1四半期(Q1)…1月~3月
第2四半期(Q2)…4月~6月
第3四半期(Q3)…7月~9月
第4四半期(Q4)…10月~12月
※一般的な年度(4月スタート)における四半期の表現とは異なりますのでご注意ください。

監修者
松屋不動産販売株式会社
代表取締役 佐伯 慶智
住宅・不動産業界での豊富な経験を活かし、令和2年10月より松屋不動産販売株式会社にて活躍中。それ以前は、ナショナル住宅産業(現:パナソニックホームズ)で8年間、住友不動産販売で17年間(営業10年、管理職7年)従事。
目次
- 2025年の日進市マンション市場は2,000万円台中心と赤池の上値が併存した
- レインズ72件で見る仲介市場は70~89㎡のファミリータイプが主役
- 不動産情報ライブラリ91件と分布図は実需帯の厚さをより鮮明に示す
- 過去5年で見ると価格は上昇しても中心帯そのものは極端に跳ねていない
- 政策金利1.25%への追加利上げでマンションは月々の住居費をより重視する
- 2026年の日進市マンション市場は中心帯維持でも選別が強まりやすい
- 売却と購入の判断では棟内比較と月額総負担の確認が欠かせない
- FAQ|日進市のマンション売買で2026年に迷いやすい四つの論点
- 松屋不動産販売株式会社 代表取締役 佐伯慶智からのアドバイス
- まとめ|日進市マンションは中心帯と管理・月額負担を合わせて見る
2025年の日進市マンション市場は2,000万円台中心と赤池の上値が併存した
日進市のマンション市場は、2025年に「2,000万円台を中心とした実需市場」と「赤池エリアを中心に4,000万円台後半から5,000万円台が成立する上値市場」が同時に見えました。平均価格だけでは高く見え、最高価格だけでは一部の好条件物件へ引っ張られます。ここではまず、二つの成約データに共通する中心価格帯と、上値を形成した物件・町名の位置づけを整理します。同じ日進市でも価格形成の仕組みが違うため、まず多数派の実需帯を確認し、その後に赤池の高額事例が何によって成立したかを分けて考えます。
二つの資料とも2,000万~2,999万円が最多で中央値は2,300万円前後に収まった
レインズは72件のうち2,000万~2,999万円が18件、不動産情報ライブラリは91件のうち28件が同じ価格帯でした。中央値もレインズ2,365.0万円、不動産情報ライブラリ2,300.0万円と近く、一般的な購入検討層の中心が2,000万円台にあることが分かります。平均価格は双方とも2,600万円前後ですが、中央値との差があるのは、4,000万円台後半から5,000万円台の成約が平均を押し上げるためです。売却ではまず自分の住戸が2,000万円台中心帯の競合に入るのか、赤池などの上値市場に属するのかを見極める必要があります。この中心帯を基準にすると、4,000万円以上の住戸がどの程度の付加価値を持つかも比較しやすくなります。

赤池2丁目と赤池町箕ノ手の高額成約は上限の存在を示すが市場全体の標準ではない
2025年の年間最高成約は、レインズが赤池2丁目のTステージ日進赤池フロント5,490万円、不動産情報ライブラリも赤池の5,500万円でした。Q2のプラセシオン赤池ファースト4,850万円、Q3のバンベール赤池ラ・コリーヌ4,590万円など、四半期の高額事例も赤池周辺に集中しています。赤池エリアは交通利便や築浅・大型住戸への需要が価格を支えやすい一方、こうした事例を日進市全体の標準と見るのは危険です。特に70㎡台から80㎡台の一般的な住戸では、棟内位置、階数、管理状態で価格差が大きくなるため、マンション名と住戸条件まで揃えた比較が欠かせません。
レインズ72件で見る仲介市場は70~89㎡のファミリータイプが主役
レインズの個票はマンション名、町名、専有面積、成約時期を確認できるため、四半期ごとの高額事例と一般的な成約帯を同時に読み解けます。2025年の日進市では72件が成約し、専有面積は70~89㎡へ集中しました。ここでは四半期、価格帯、専有面積帯の順に整理し、仲介市場で比較対象になりやすい住戸像を明らかにします。仲介市場では同じ専有面積帯の選択肢が多く、買主は価格だけでなく築年や管理費等まで細かく比較するため、類似住戸との差が反響に直結します。
年間最高はTステージ日進赤池フロント5,490万円でQ4も赤池が上値を支えた
四半期件数はQ1が13件、Q2が11件、Q3が27件、Q4が21件です。平均価格はQ4が3,002.0万円で最も高く、最高額はTステージ日進赤池フロント5,450万円でした。Q1も同マンションが5,490万円で年間最高、Q2はプラセシオン赤池ファースト、Q3はバンベール赤池ラ・コリーヌと、上値を作るマンション名が具体的に確認できます。ただし四半期中央値は1,610万円から3,280万円の範囲に収まり、一般的な取引は高額事例ほど急変していません。赤池の好条件住戸が上値を形成しつつも、市場全体の中心は2,000万円台から3,000万円前後にあると読むのが妥当です。年間最高価格だけではなく、各四半期の最高マンション名を追うことで、上値が単発なのか複数の築浅物件へ広がっているのかも確認できます。
表1 レインズにおける2025年日進市【マンション】四半期別成約データ
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期間 |
取引件数 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
平均専有面積 |
最高成約価格 |
最高価格マンション名 |
最高価格の町名 |
|
2025年Q1 |
13件 |
2,290.8万円 |
1,610.0万円 |
79.29㎡ |
5,490.0万円 |
Tステージ日進赤池フロント |
赤池2丁目 |
|
2025年Q2 |
11件 |
2,862.3万円 |
3,280.0万円 |
79.64㎡ |
4,850.0万円 |
プラセシオン赤池ファースト |
赤池2丁目 |
|
2025年Q3 |
27件 |
2,453.5万円 |
2,250.0万円 |
80.04㎡ |
4,590.0万円 |
バンベール赤池ラ・コリーヌ |
赤池町箕ノ手 |
|
2025年Q4 |
21件 |
3,002.0万円 |
2,880.0万円 |
84.44㎡ |
5,450.0万円 |
Tステージ日進赤池フロント |
赤池2丁目 |
|
2025年合計 |
72件 |
2,646.6万円 |
2,365.0万円 |
81.13㎡ |
5,490.0万円 |
Tステージ日進赤池フロント |
赤池2丁目 |
出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)より日進市のマンション取引情報を抽出・集計
1,000万~3,999万円で61件を占め2,000万円台と3,000万円台が検討の中心になる
価格帯では2,000万~2,999万円が18件で最多、1,000万~1,499万円16件、3,000万~3,999万円16件、1,500万~1,999万円11件が続きます。1,000万~3,999万円で61件となり、全体の約85%を占めました。4,000万円台以上も11件あり、赤池など条件の整った物件には予算を伸ばす層がいる一方、大多数は2,000万円台から3,000万円台で比較しています。売主は高額事例だけでなく、自分の住戸が同価格帯の中でどこに強みがあるかを整理することが重要です。買主は2,000万円台の選択肢の厚さを活かし、管理費や修繕積立金を含む総支払で比較すると判断しやすくなります。
表2 レインズにおける2025年日進市【マンション】価格帯別取引件数
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価格帯 |
取引件数 |
|
500万円未満 |
0件 |
|
500万~999万円 |
0件 |
|
1,000万~1,499万円 |
16件 |
|
1,500万~1,999万円 |
11件 |
|
2,000万~2,999万円 |
18件 |
|
3,000万~3,999万円 |
16件 |
|
4,000万~4,999万円 |
9件 |
|
5,000万~5,999万円 |
2件 |
|
6,000万~6,999万円 |
0件 |
|
7,000万~7,999万円 |
0件 |
|
8,000万~9,999万円 |
0件 |
|
1億円以上 |
0件 |
|
合計 |
72件 |
出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)より東郷町のマンション取引情報を抽出・集計
70~79㎡が38件、80~89㎡が19件でファミリー向け住戸の厚みが目立つ
専有面積帯は70~79㎡が38件で過半を占め、80~89㎡が19件、90~99㎡が7件、100㎡以上が5件です。60~69㎡は3件にとどまり、日進市ではファミリー世帯が選びやすい70㎡台から80㎡台が市場の主役であることが分かります。専有面積が近い住戸は価格比較をしやすい一方、同じ70㎡台でも築年、駅利用、棟内位置、管理状態で差が出ます。売却では広さだけでなく、収納やリフォーム履歴、日当たり、駐車場承継の可否などを整理し、購入では同面積帯の中で月額負担まで揃えて比較する姿勢が大切です。
表3 レインズにおける2025年日進市【マンション】専有面積帯別取引件数
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専有面積帯 |
取引件数 |
|
50㎡未満 |
0件 |
|
50~59㎡ |
0件 |
|
60~69㎡ |
3件 |
|
70~79㎡ |
38件 |
|
80~89㎡ |
19件 |
|
90~99㎡ |
7件 |
|
100㎡以上 |
5件 |
|
合計 |
72件 |
出典:REINS(不動産流通機構会員専用の情報交換サービスサイト)より東郷町のマンション取引情報を抽出・集計
不動産情報ライブラリ91件と分布図は実需帯の厚さをより鮮明に示す
不動産情報ライブラリでは2025年に91件が確認され、レインズより件数が多く、価格帯と専有面積帯の分布を俯瞰しやすい特徴があります。年間最高は赤池の5,500万円ですが、分布図を見ると点群の中心は70㎡台から90㎡弱、価格は2,000万円台から3,000万円台に集まっています。ここでは四半期表、価格帯表、面積帯表、価格情報区分、分布図の順に整理します。分布図と各一覧表を合わせることで、平均価格では見えにくい多数派の位置と、高額成約が市場の上限へ与える影響を同時に確認できます。
年間91件の中央値2,300万円はレインズと近く実需の中心を裏付ける
不動産情報ライブラリの四半期件数はQ1が15件、Q2が17件、Q3が32件、Q4が27件です。平均価格は2,280.0万円から2,870.4万円の範囲で、最高額はいずれの四半期も赤池または赤池町が占めました。年間平均2,605.5万円に対し中央値は2,300.0万円で、レインズの2,365.0万円と近い水準です。データの収録範囲は異なっても、一般的な成約帯は大きくぶれていないと読めます。高額事例の町名を確認しながらも、標準的な住戸の価格判断では中央値と価格帯分布を優先する姿勢が重要です。
表4 不動産情報ライブラリにおける2025年日進市【マンション】四半期別成約データ
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期間 |
取引件数 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
平均専有面積 |
最高成約価格 |
最高価格の町名 |
|
2025年Q1 |
15件 |
2,280.0万円 |
1,700.0万円 |
78.67㎡ |
5,500.0万円 |
赤池 |
|
2025年Q2 |
17件 |
2,711.8万円 |
2,300.0万円 |
80.59㎡ |
4,900.0万円 |
赤池 |
|
2025年Q3 |
32件 |
2,478.1万円 |
2,250.0万円 |
81.72㎡ |
4,600.0万円 |
赤池町 |
|
2025年Q4 |
27件 |
2,870.4万円 |
2,600.0万円 |
83.52㎡ |
5,500.0万円 |
赤池 |
|
2025年合計 |
91件 |
2,605.5万円 |
2,300.0万円 |
81.54㎡ |
5,500.0万円 |
赤池 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより日進市のマンション取引情報を抽出・集計
不動産情報ライブラリの活用についてはコチラ⇒不動産購入前必見!不動産情報ライブラリの上手な活用法
※不動産情報ライブラリの成約データは物件の特定がされないように、マンション名は伏せられています。また、金額についても近似値(例:5,380万円なら5,400万円など)になっておりますのでご注意ください。
2,000万~2,999万円が28件、3,000万円台17件で中心帯は明確だが4,000万円台も一定数ある
価格帯別では2,000万~2,999万円が28件で最多、1,000万~1,499万円と1,500万~1,999万円が各15件、3,000万~3,999万円が17件です。4,000万~4,999万円も12件あり、上位帯が薄すぎるわけではありません。つまり日進市マンション市場は、中心は2,000万円台ながら、条件の良い築浅・大型住戸には4,000万円台の需要もある構造です。売却では「高値が付く可能性があるか」と「一般的な比較対象はどの帯か」を分けて考えます。購入では、4,000万円台の築浅と2,000万円台後半の既存物件で、月額負担や管理状態がどう違うかを比べる視点が有効です。
表5 不動産情報ライブラリにおける2025年日進市【マンション】価格帯別取引件数
|
価格帯 |
取引件数 |
|
500万円未満 |
0件 |
|
500万~999万円 |
1件 |
|
1,000万~1,499万円 |
15件 |
|
1,500万~1,999万円 |
15件 |
|
2,000万~2,999万円 |
28件 |
|
3,000万~3,999万円 |
17件 |
|
4,000万~4,999万円 |
12件 |
|
5,000万~5,999万円 |
3件 |
|
6,000万~6,999万円 |
0件 |
|
7,000万~7,999万円 |
0件 |
|
8,000万~9,999万円 |
0件 |
|
1億円以上 |
0件 |
|
合計 |
91件 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより日進市のマンション取引情報を抽出・集計
70~89㎡で69件を占め点群もその帯に集中し分布図の主軸になっている
面積帯では70~79㎡が35件、80~89㎡が34件で、二帯合計69件と全体の約76%に達します。90~99㎡は14件、100㎡以上は7件で、60㎡台以下はほとんどありません。分布図でも70㎡台と80㎡台の点がもっとも密で、価格は1,500万円台から4,000万円前後へ幅広く分布しています。つまり、同じ広さでも築年や棟内条件で価格差が大きくなる市場です。売主は単純に「80㎡だから高い」とせず、所在階や眺望、リフォーム履歴、駐車場条件まで含めて説明し、買主は同面積帯の中で管理の質と月額負担を見極める必要があります。
表6 不動産情報ライブラリにおける2025年日進市【マンション】専有面積帯別取引件数
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専有面積帯 |
取引件数 |
|
50㎡未満 |
0件 |
|
50~59㎡ |
0件 |
|
60~69㎡ |
1件 |
|
70~79㎡ |
35件 |
|
80~89㎡ |
34件 |
|
90~99㎡ |
14件 |
|
100㎡以上 |
7件 |
|
合計 |
91件 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより日進市のマンション取引情報を抽出・集計
分布図は2,000万円台中心の点群と5,000万円台の上値が共存する構造を視覚化する
分布図には91件の成約が描かれ、平均専有面積81.5㎡、平均価格2,605万円、中央値2,300万円が併記されています。70㎡台から80㎡台に点が密集し、価格は2,000万円台前半から3,000万円台前半が厚い一方、九十㎡超や立地条件の良い住戸では4,000万円台から5,000万円台まで伸びています。点群の中心と上値の点を分けて見ることで、平均価格だけでは読めない市場の輪郭が分かります。高額事例は魅力的ですが、多数派の検討帯はもっと低い位置にあります。相場判断では、まず分布図の中心を捉え、最後に個別のマンション名へ戻る順番が有効です。そのため、分布図は査定額を直接決める道具ではなく、対象住戸をどの価格帯の成約へ戻して比較するかを決める地図として使うのが適切です。
図1 2025年日進市【マンション】取引分布図

出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより日進市のマンション取引情報を抽出・集計
成約価格情報71件が市場の主軸で不動産取引価格情報20件がそれを補完する
価格情報区分では成約価格情報が71件、不動産取引価格情報が20件でした。平均成約価格は成約価格情報2,678.9万円、不動産取引価格情報2,345.0万円で、後者の方がやや低めです。収録方法の違いから両者を単純に優劣づけるべきではありませんが、日進市のマンション市場を読むときは、件数の厚い成約価格情報が主軸であり、不動産取引価格情報がそれを補完していると考えると理解しやすくなります。データの性格が違うことを知っておけば、平均価格の差を過大に解釈せず、分布全体の傾向を冷静に捉えられます。
表7 不動産情報ライブラリにおける2025年日進市【マンション】価格情報区分別データ
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価格情報区分 |
取引件数 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
|
不動産取引価格情報 |
20件 |
2,345.0万円 |
2,250.0万円 |
|
成約価格情報 |
71件 |
2,678.9万円 |
2,400.0万円 |
|
合計 |
91件 |
2,605.5万円 |
2,300.0万円 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより日進市のマンション取引情報を抽出・集計
過去5年で見ると価格は上昇しても中心帯そのものは極端に跳ねていない
2021年から2025年までの不動産情報ライブラリを見ると、日進市マンションの件数は87件、90件、89件、70件、91件と推移しました。平均価格は2021年2,298.4万円から2024年2,737.9万円まで上がった後、2025年は2,605.5万円です。中央値は2,100万円から2,700万円の範囲で動き、件数や高額成約の影響を受けつつも実需帯の大幅な断絶はありません。過去5年の数字は、2025年の価格が特別に高いのか、それとも近年の範囲内で構成が変わったのかを判断する基準になります。
2024年平均2,737.9万円から2025年2,605.5万円へ一服したが件数は91件へ回復した
過去5年では、2024年に平均成約価格2,737.9万円、中央値2,700万円まで上昇した後、2025年は平均2,605.5万円、中央値2,300万円へ低下しました。一方、件数は2024年70件から2025年91件へ増えています。価格がやや落ち着いたことで成約が増えた可能性はありますが、それだけで単純に説明はできません。2025年は2,000万円台の実需帯が厚く、70㎡台・80㎡台の流通が多かったことも件数増へつながったと考えられます。2026年を考える際は、2024年の高値のみを追うのではなく、2025年の件数回復と中心帯の広がりを重視すべきです。
表8 不動産情報ライブラリにおける過去5年間の日進市【マンション】成約データ
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年 |
取引件数 |
平均専有面積 |
平均成約価格 |
成約価格中央値 |
最高成約価格 |
|
2021年 |
87件 |
82.24㎡ |
2,298.4万円 |
2,100.0万円 |
5,000.0万円 |
|
2022年 |
90件 |
80.67㎡ |
2,347.2万円 |
2,200.0万円 |
4,400.0万円 |
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2023年 |
89件 |
81.91㎡ |
2,506.7万円 |
2,200.0万円 |
4,600.0万円 |
|
2024年 |
70件 |
82.21㎡ |
2,737.9万円 |
2,700.0万円 |
6,900.0万円 |
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2025年 |
91件 |
81.54㎡ |
2,605.5万円 |
2,300.0万円 |
5,500.0万円 |
出典:国土交通省>不動産情報ライブラリより日進市のマンション取引情報を抽出・集計
中心は2,000万円台だが築浅・大型住戸の上値形成で平均が上下しやすい
2021年から2025年の平均価格差は約300万円ですが、中央値は2,100万円から2,300万円を主軸に、2024年のみ2,700万円まで上がった形です。この違いは、高額成約の入る年に平均が持ち上がりやすいことを示しています。マンションは棟のブランド、駅距離、築年数、住戸位置で条件差が明確なため、同じ市内でも価格幅が生じやすい商品です。2026年も赤池周辺の築浅・好条件住戸は上値を維持しやすい一方、一般的な実需帯は2,000万円台から3,000万円前後を中心に動くと見るのが現実的です。売却でも購入でも、平均ではなく近い条件の住戸比較を優先してください。
政策金利1.25%への追加利上げでマンションは月々の住居費をより重視する
マンション購入では物件価格だけでなく、住宅ローンの返済に管理費、修繕積立金、駐車場使用料などが毎月加わります。日本銀行は2026年9月18日の金融政策決定会合で、無担保コール翌日物の誘導目標を1.00%程度から1.25%程度へ引き上げることを決定し、新たな方針は9月24日から適用されました。
住宅ローン金利が同じ幅で直ちに上昇するわけではありませんが、借入負担を以前より慎重に見積もる必要があります。さらに、建築工事費が高い環境では、将来の大規模修繕や設備更新に必要な費用にも目を向けなければなりません。日進市でマンションを選ぶ際は、販売価格ではなく、ローン返済と維持費を合わせた毎月の住居費が家計に無理なく収まるかを基準に判断することが、2026年後半はより大切になります。
図2 マンション購入に影響する主な要因

9月の追加利上げで政策金利1.25%程度となり月々の返済負担をより慎重に見る
日本銀行は2026年9月18日、それまで1.00%程度としていた無担保コール翌日物の誘導目標を1.25%程度へ引き上げました。 政策金利と各金融機関の住宅ローン適用金利は同じものではなく、金利の反映時期や商品条件も異なります。それでも、日進市では2,000万円台から3,000万円台がマンションの中心価格帯となっているため、借入額が大きい世帯ほど金利変化の影響を受けます。しかもマンションは、ローン返済だけでなく管理費、修繕積立金、駐車場代が毎月発生します。買主は「審査でいくら借りられるか」ではなく、これらを合計しても生活費や将来の貯蓄に余裕が残るかを確認してください。売主側も、購入者の月額負担から逆算して価格を考える視点が一段と求められます。
図3 政策金利と住宅ローンの確認ポイント

出典:日本銀行「金融市場調節方針の変更(2026年9月金融政策決定会合)」(2026年9月18日)より抜粋
図4 短期プライムレートの推移

出典:日本銀行>長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降
※2026年8月時点の金利のため、今回の政策金利の利上げは反映されていません。
返済額と借入可能額の両面から管理費等を含む月額上限を決める
マンション購入では、住宅ローンの審査で「いくら借りられるか」だけを見るのではなく、管理費や修繕積立金まで支払ったうえで、毎月いくらなら無理なく返し続けられるかを先に決めることが大切です。金利が上がれば、同じ金額を借りても毎月返済額は増えます。
例えば、2,500万円を30年間・元利均等返済・ボーナス払いなしで借りる参考試算では、金利0.400%なら月々73,705円、1.400%なら85,085円となり、同じ2,500万円の借入でも毎月11,380円の差が生じます。これらは現在の特定金融機関の住宅ローン金利を示すものではありませんが、金利差が家計へどの程度影響するかを考える目安になります。
図5 2,500万円借入時の返済額比較

住宅ローンでお悩みの方はコチラ⇒銀行が教えない「住宅ローン変動金利型」の真実!驚愕の5年後返済額
さらに見方を変えて、毎月の住宅ローン返済を10万円までと決めた35年返済の参考試算では、金利0.400%なら約3,920万円を借りられるのに対し、1.400%では約3,310万円となり、借入可能額には約610万円の差が生じます。つまり、返済額の上限を変えなければ、金利上昇によって選べる物件価格そのものが変わる可能性があります。
図6 毎月10万円返済時の借入可能額比較

ローン電卓が無くても計算出来る⇒誰でもできる!住宅ローン借入可能額の簡単な計算法を紹介します
特にマンションは、住宅ローンとは別に管理費、修繕積立金、駐車場使用料、固定資産税などの負担があります。日進市で2,000万円台から3,000万円台の物件を比較するときも、「住宅ローンを月10万円まで払えるから、月10万円まで借りてもよい」と考えるのではなく、そこから管理費等を含めた住居費全体を考えなければなりません。2026年のマンション購入では、借りられる金額ではなく、金利が変わっても将来まで返し続けられる金額から購入予算を逆算することが、資金計画の基本になります。
図7 将来の支払いも含めた住宅取得予算

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料
建築工事費が高い今は大規模修繕の将来負担まで確認する
国土交通省の建設工事費デフレーターでは、2020年度平均を100とした場合、2026年5月の「建築総合」は126.4となっています。つまり、建築工事を取り巻く価格水準が基準年より約26%高い環境にあるということです。ただし、この数字をそのまま各マンションの大規模修繕費へ掛け算することはできません。 それでも、外壁補修、防水工事、エレベーターや給排水設備などの更新費を、以前と同じ金額で想定し続けるのは現実的ではありません。購入時には現在の修繕積立金が安いか高いかだけを見るのではなく、長期修繕計画、積立残高、過去の工事履歴、今後の積立金改定予定まで確認します。将来必要な工事に対して資金が不足する場合、積立金の増額や一時金につながることもあるため、2026年のマンション選びでは将来の修繕負担まで含めて比較することが大切です。
図8 建設工事費デフレーターの直近水準

出典:国土交通省「建設工事費デフレーター」(2020年度基準、2026年5月分、2026年7月31日公表)
図9 建設工事費デフレーター2026年5月の指数水準

出典:国土交通省>統計表月次(Excel形式)(令和8年7月31日付け)より一部抜粋
※2020年比で約25%も住宅の建設工事費は上がっています。近年においても、ウッドショックに始まり、半導体不足による住設機器の相次ぐ値上げ、職人不足による人件費の高騰、円高による輸入部材の高騰、更に今年に入って、エネルギー価格の上昇、ナフサショック等、住宅価格を押し上げる要因は多数存在します。
ナフサショックとは何か?⇒中東情勢と【ナフサショック】で読む住宅価格上昇時代の売買判断基準
マンションは管理を買うという視点が価格差の理由を理解しやすくする
同じ広さ、似た価格帯のマンションでも、管理会社の運営、共用部の清掃状態、掲示板の整い方、修繕履歴、駐車場やごみ置場の管理で、暮らしやすさも将来価値も変わります。築年が古くても管理が行き届いていれば安心して選ばれやすく、築浅でも管理の説明が弱ければ買主は慎重になります。日進市のように2,000万円台から3,000万円台で比較される市場では、管理の良し悪しが価格差の根拠になりやすいのです。売主は管理組合資料や修繕履歴を揃え、買主は内覧時に専有部だけでなく共用部の状態まで必ず確認してください。
図10 マンションは管理状態まで含めて評価する

マンションは管理状態の確認が大事です⇒中古マンション購入の格言『マンションは管理を買え!』の意味を知る
修繕積立金は現在額だけでなく増額予定と一時金の可能性まで確認する
修繕積立金は「安いほど得」とは限りません。長期修繕計画で予定される工事に対して積立残高が十分か、今後の月額改定が予定されているか、一時金徴収の可能性があるかまで確認する必要があります。段階的に積立額を増やす方式を採るマンションでは、購入時の月額が低くても将来負担が上がることがあります。一方、早い段階から必要額を確保している物件は現在の負担が高く見えても、資金計画を読みやすい利点があります。売主は重要事項調査報告書や総会資料を準備し、買主は住宅ローン返済と将来の積立増額を同じ家計表に入れて判断してください。
図11 段階増額積立方式で確認したい将来負担

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料
図12 段階増額積立方式における修繕積立金の引上げ幅

出典:国土交通省>段階増額積立方式における適切な引上げの考え方についてより一部抜粋
修繕積立金の上昇シナリオを教えます⇒マンション購入で後悔しない―修繕積立金の値上げとコスト増の見通し
2026年の日進市マンション市場は中心帯維持でも選別が強まりやすい
2025年の成約構造を踏まえると、2026年の日進市マンション市場は、中心価格帯そのものが急変するよりも、条件差による選別が強まる可能性が高いと考えられます。赤池エリアや築浅・管理良好な住戸は一定の需要を保ちやすい一方、月額負担が重い住戸や管理面の説明が弱い物件は比較で不利になりやすくなります。売却でも購入でも、「平均価格」より実際の比較対象を意識した判断が重要です。価格が横ばいでも、管理が良く負担の見通しが立つ住戸へ需要が集まれば、売れる物件と時間がかかる物件の差は広がります。
年間流通は前年並みから小幅増減の範囲を想定し極端な失速までは見込みにくい
2025年の不動産情報ライブラリは91件で、前年70件から流通量が戻りました。別系統のレインズでも72件あり、日進市にはファミリー向け中古マンションを動かす一定の実需があります。2026年は金利負担が購入判断を遅らせる場面が増えても、名古屋方面へ通いやすい立地や生活利便を求める需要が直ちに消えるとは見ていません。件数の方向は前年水準を中心に、供給次第で小幅に上下する展開を想定します。注意したいのは、高過ぎる売出価格の物件だけが市場へ残る状態です。成約数の増減だけでなく、販売期間が伸びているかも合わせて見ます。

中心価格帯は2,000万~2,999万円を軸に中央値は2,200万~2,600万円を想定
2025年は二資料とも2,000万~2,999万円が最多で、中央値は2,300万円前後でした。2026年もこの中心帯が大きく変わるより、条件に応じた個別差が広がる展開を見込みます。したがって中央値は2,200万~2,600万円程度を一つの目安と考えます。一方で、赤池エリアの築浅・大型住戸など上位帯は4,000万円台後半から5,000万円台の成約が続く可能性があり、市場全体の平均は高額成約の有無で上下しやすいでしょう。売却査定では中心帯を基準に棟内比較で上下を調整し、購入では価格だけでなく月額負担を加えて無理のない帯を決めることが有効です。
管理良好・月額負担が整理された物件ほど金利上昇下でも選ばれやすい
2026年に成約しやすいのは、管理費・修繕積立金の説明が分かりやすく、長期修繕計画に大きな不安がない物件です。築浅であれば高値を維持しやすく、築年が経過した物件でも共用部管理が行き届き、積立状況が安定していれば比較されやすくなります。逆に、積立金が極端に低い、将来の改定が読みにくい、駐車場や共用部に課題がある物件は、価格が手頃でも慎重に見られがちです。売主は管理資料の開示を進め、買主は内覧と同時に管理関係書類を確認することで、価格差の理由を把握しやすくなります。購入後に管理費等が増えても返済余力を保てるかを確認しておけば、価格の安さだけを理由にした選択を避けられます。
売却と購入の判断では棟内比較と月額総負担の確認が欠かせない
マンションの価格判断では、同じ市内の似た広さだけでは不十分です。実際には同一マンション内の階数差、方位差、リフォーム状況、駐車場条件、管理費・修繕積立金の水準で買主の評価が変わります。日進市は70㎡台から80㎡台のファミリータイプが多く、比較対象が見つけやすいぶん、細かな条件差も見られやすい市場です。売却と購入それぞれで、見るべき順番を整理しておきます。売却では棟内成約、購入では月額総負担を最初に確認すると、同じ2,000万円台でも条件の違う物件を公平に比較できます。
売主は同一マンションや近似住戸との比較で価格の根拠を示すことが重要
売却では、市内平均や赤池の高額事例だけで価格を決めるのではなく、同一マンションや近い立地・築年・専有面積の住戸との比較を優先します。特に日進市ではTステージ日進赤池フロント、プラセシオン赤池ファーストなど具体的な高額成約マンション名が出ていますが、それでも階数や眺望、住戸位置が違えば価格差は大きくなります。売却資料にはリフォーム履歴、設備交換、駐車場の承継可否、管理費・修繕積立金、修繕履歴を整理し、価格の根拠を買主へ伝えることが大切です。情報が整っている物件ほど価格交渉も整理しやすくなります。
買主は販売価格に管理費・修繕積立金・駐車場代を足した総負担で比較する
購入時は「販売価格がいくらか」だけで判断すると、月々の負担差を見落としやすくなります。例えば販売価格がほぼ同じ二物件でも、管理費等の差が毎月一万円を超えれば、長期では大きな開きになります。さらに修繕積立金が低い物件は将来改定の可能性も考える必要があります。比較表には、ローン返済、管理費、修繕積立金、駐車場、固定資産税の概算を並べ、購入後の家計負担を見える化してください。2026年の金利環境では、この総負担比較を行うだけで、表面的な割安感に惑わされにくくなります。
住み替えでは売却価格と次の購入負担を同時に設計しないと資金差が生じやすい
住み替えでは、現在のマンションの売却手取りを次の購入資金へどう渡すかを先に設計します。高めの査定額だけを前提に契約を進めると、実際の成約額が下がったときに自己資金が足りなくなることがあります。一方、売却を早く確定させれば、引渡し時期によっては仮住まいの費用が必要です。日進市では2,000万円台から3,000万円台に買主が多く、価格設定によって売却期間が変わりやすいからこそ、早期成約・標準成約・時間を掛ける場合の三通り程度で手取りを試算しておくと安全です。次の購入ローンも各ケースに合わせて組み直します。
FAQ|日進市のマンション売買で2026年に迷いやすい四つの論点
日進市のマンション市場は、2,000万円台の厚い実需帯と赤池の上値が共存するため、売却でも購入でも判断が分かれやすい市場です。ここでは、相談の現場で特に多い四つの疑問について、2025年の成約構造と2026年の金利・維持費環境を踏まえて整理します。よくある疑問を市場全体の平均だけで答えず、棟ごとの比較や管理資料の確認へつなげることが、判断を誤らないための近道です。
2026年は日進市マンションが大きく値下がりしますか
市全体が一律に大きく値下がりする前提で考える必要はありません。2025年は二資料とも2,000万~2,999万円が最多で、中央値も2,300万円前後でした。2026年は金利上昇で購入可能額が抑えられる一方、利便性が高く管理の良い物件は需要を保ちやすいと考えられます。値動きは一律ではなく、赤池の築浅・好条件住戸と、月額負担が重い住戸、管理面の説明が弱い住戸で差が広がる可能性があります。相場を考えるときは市全体の上下より、自分の住戸がどの比較対象と競うかを重視してください。
赤池の高額成約があれば他のエリアの住戸も高く売れますか
赤池2丁目や赤池町箕ノ手の高額成約は、日進市内に上値市場が存在することを示しますが、他のエリアや別マンションの住戸が同じように評価されるとは限りません。マンションは立地だけでなく、築年、管理、ブランド、住戸位置、駐車場などで条件差が大きくなります。売却査定では、高額成約を参考にしつつも、最終的には同一マンション内や近似条件の成約事例へ戻ることが重要です。赤池の事例をそのまま期待値に使うと、売出価格が相場から離れて長期化することがあります。
管理費や修繕積立金が高い物件は避けるべきでしょうか
金額だけで直ちに避けるべきとは限りません。重要なのは、その水準に見合う管理内容と修繕計画があるかどうかです。管理費や修繕積立金が低く見えても、将来一時金や大幅改定が必要になるなら安心とは言えません。反対に、適切な水準で安定運営されている物件は、将来負担を読みやすく、売却時も説明しやすい利点があります。購入時は長期修繕計画、総会議事録、修繕履歴を確認し、月額負担の意味を理解してから判断してください。
図13 修繕積立金で確認したい四つの視点

出典:松屋不動産販売株式会社 作成資料
70㎡台と80㎡台ではどちらが売りやすいですか
2025年の日進市では70㎡台と80㎡台の成約が最も多く、どちらも主要な実需面積帯です。70㎡台は価格帯が比較的組みやすく、80㎡台は居住性の余裕が評価されやすい傾向があります。ただし売りやすさは面積だけでは決まりません。同じ70㎡台でも築年や管理状態で大きく差がつき、80㎡台でも月額負担が重ければ比較で不利になることがあります。面積の優劣ではなく、同面積帯の中でどの条件が強みになるかを見るのが実務的です。
松屋不動産販売株式会社 代表取締役 佐伯慶智からのアドバイス
日進市のマンション市場では、価格表だけを見ても本当の判断には届きません。私は査定でも購入相談でも、必ず「どのマンションの、どの広さの、どの住戸が比較対象か」を明確にし、そこへ管理状態と月額負担を重ねます。2025年は赤池の高額成約が目立ちましたが、市場の主役は2,000万円台から3,000万円前後の実需住戸です。2026年は、管理と資金計画を説明できる物件ほど選ばれやすくなると考えます。私は価格査定の前提として、同一棟の成約履歴と管理状態の双方を確認し、そのマンションが現在の買主からどう見えるかを整理します。
売主は専有部の魅力だけでなく管理の見える化で価格の納得感を高める
売却をお考えの方には、室内の写真やリフォーム歴だけでなく、管理組合資料、長期修繕計画、直近の修繕履歴、月額費用の内訳を揃えることをおすすめします。マンションは専有部だけで成り立つ商品ではなく、共用部や管理体制まで含めて評価されます。特に日進市のように70㎡台、80㎡台の比較対象が多い市場では、管理の説明が価格差の根拠になります。高値事例へ寄せる前に、自分の住戸が買主にとってどんな安心材料を持つのかを整理することが大切です。家デパ知立店では、棟内比較と市場動向を重ねた売出し戦略をご提案します。
買主は価格の安さだけで決めず将来の維持費まで資金表へ入れて判断する
購入をご検討の方には、販売価格の安さだけで決めないことを強くおすすめします。マンションはローン返済のほか、管理費、修繕積立金、駐車場、将来の設備更新費など、住んでからの支出が続きます。70㎡台の実需住戸であっても、管理状態の違いで将来負担は変わります。気になる物件があれば、販売価格、月額費用、今後想定される大きな修繕、ライフプラン上の返済余力を一枚の資金表にまとめてください。家デパ知立店では、物件選びと住宅ローン、住み替えまで一体で整理し、無理のない購入判断をお手伝いしています。
図14 変動金利上昇時の返済額シミュレーション

家デパでは、借入当初の返済額だけでなく、借りた後の事も考えたシミュレーションをおこない商談を進めます。
まとめ|日進市マンションは中心帯と管理・月額負担を合わせて見る
2025年の日進市マンション市場は、レインズ72件、不動産情報ライブラリ91件の双方が、2,000万円台を中心とする実需帯と赤池の高額成約を示しました。2026年は金利環境の変化により購入負担を無視できず、さらに管理費や修繕積立金を含む月額総負担が比較の軸になります。相場を見る順番を「高額成約→平均」ではなく、「中心帯→同一マンション比較→管理と月額負担」に置くことが、売却にも購入にも役立ちます。最終的には、売主には根拠のある売出価格、買主には無理のない月額総負担を提示できることが、2026年のマンション売買では特に重要になります。
日進市のマンション売却査定と購入相談は家デパ知立店へ
売却をご検討の方は、赤池の高額事例だけに引き寄せず、同一マンションや近似住戸の成約比較から価格の根拠を整理してください。購入をご検討の方は、販売価格に住宅ローン返済、管理費、修繕積立金、駐車場代を加えた月額総負担で候補を比べることが大切です。松屋不動産販売株式会社「家デパ(IEDEPA)」では、日進市のマンション売却査定、販売戦略、購入相談、住宅ローン、住み替えまで家デパ知立店で対応しています。相場の数字をそのまま当てはめるのではなく、棟ごとの条件と資金計画から判断したい方はご相談ください。





